先日、Xで実に美味そうなものが流れてきた。無印良品の「備蓄おやつ チョコようかん」だ。その名の通り災害時を念頭においた防災グッズで、買って速攻で開けて食うようなものではないのだと思われる。

恐らく防災バッグ等に詰めておいて、いざという時はこれでエネルギー補給をする……的なアイテムなのだ。しかし、ほら、実戦投入する前に、とりあえず1度食べてみるというステップは踏んでおきたいと思うのだ。

・780円

こちらの商品、人気のようで売り切れている店舗が少なくない。公式HPから店舗在庫状況をチェックして買いに行くのが良いだろう。

私の家の近くの店舗でも売り切れていたが、少し離れた場所まで足を延ばして確保に成功。これは店舗にもよるのだと思うが、お菓子のコーナーではなく、小さいながらも個別に設置された防災グッズコーナーにあった。


けっこうコンパクト。まあまあ手のひらサイズといったところ。


内容量は275g。大きさの割にずっしりしている。製造は井村屋だ。


開けると、コンビニの小さい羊羹と同じようなものが5本入っている。


1本がこんな感じ。


包まれ方や開け方なども、だいたいコンビニ羊羹と同じものだと見ていいだろう。


外から見てわかる最大の特徴は、その賞味期限。私の買ったものは、2028年5月6日までもつようだ。さすがは備蓄用といったところか。

とりあえず今日これを仕込んでおけば、4年間はノータッチで良いということ。うっかり忘れそうなほどの長さ。備蓄用は伊達ではない。


・チョコ

しかし今回はすぐに食べてみるのが目的。開けると、粉タイプのココアの袋を開けた時のような、それなりにチョコっぽい匂いが漂う。


あっ!


ぺりぺりと剥いて上の部分を露出させようと思ったら、千切れてしまった。よくあるコンビニの羊羹よりも、明らかに包装への貼りつき具合が強固だ。

表面があまりツルツルしていない。むしろちょっとザラッとしているような気がする。


握った感じはミチッとしてよく締まっており、密度の高さをうかがわせる。通常の羊羹とは様子が違うことがわかる。

食べてみると、違いはより明らかとなった。圧倒的にむっちりしていてヘヴィな食べ応え。これを日常的に食ってたら、即効で爆肥りするに違いない。

味については、チョコはチョコだし羊羹は羊羹なのだが、全く普通のそれではない。まるで米軍のチョコバーと普通のチョコレートの違いみたいな、それに通じる異種感がある。



ちなみに1本55gあたり、197kcalだそう。これは、前にレビューしたファミマの「あんバター羊羹」の、1本56gあたり162kcalというスペックを軽く超えている。

サイズに対して高いエネルギー量と、圧倒的な保存期間。そして甘いということ。何かが起きてろくに食べ物を得られなくなり、精神的なストレスも高まっているような状況では、全ての要素が頼もしいことだろう。

なお、製造元の井村屋では「チョコえいようかん」という、賞味期間が5年6カ月で質量に対するエネルギー量は全く同じで、販売価格は756円という、スペック的には完全上位互換に見える羊羹を作っていることも、参考までに記してしておこう。

参考リンク:無印良品井村屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.