早いもので2023年もあと少しで終わってしまう。今年の漢字が「税」だったように、あまり景気のいい1年じゃなかったのは気のせいではないだろう。とにかく、来年はよりよい1年に!
できることなら最高の笑顔で……有馬記念で馬券を的中させて新年を迎えたい(強欲)が、そのためには「サイン」を頼るのも1つの手。なぜなら有馬記念が世相を反映するレースだというのは有名な話で、気づいたらサインが出ていた……なんてことも少なくないのだ。
・今年の中心人物からサインを予想
2023年はクリスマスイブ決戦となった有馬記念。19日現在まだ出走馬は確定していないものの、登録馬を見るとサインがプンプンと匂う名前がチラホラある。さっそく見ていこう!
まず1年を通して名前をよく見た人といえば「大谷翔平」だ。春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にはじまり、先日のドジャース移籍まで明るい話題を届け続けてくれた。
そして侍ジャパンが世界一のタイトルをゲットしたことから導かれるのが……そう、タイトルホルダーだ。おいおいそのままじゃねぇかと思われるかもだが、日本人初「ハンク・アーロン賞」を受賞してメジャータイトル18冠達成となれば安易でも仕方ない。
ちょっとひねるなら、WBCのCでクラシック戦線からの出走となる3歳馬。現時点だと登録されているソールオリエンス、タスティエーラ、ドゥラエレーデ、ハーパーあたりがサイン候補に入るか。
・ジャニーズ事務所問題
続いては世間を揺るがすニュースになった「ジャニーズ事務所」からのサインである。なんとなく登録馬を眺めていたら……こ、これは……!
なんとスルーセブンシーズの父のところにドリームジャーニーの名が!! 勢いでジャニーと見えてしまったのはさておき、スルーセブンシーズは藤井聡太・最年少七冠&史上初の八冠達成(スルーセブン)からもサインが出ているという見方もできるからアツいかもしれない。
ちなみにジャニーズ事務所の今の社名は「SMILE-UP.」。普段ならスマイルにまつわるような名前が出走表にあってもおかしくないが、見た感じだとビビビッとくるものはなかった。
・推しの子サイン
そしてもちろん、流行からのサインもある。爆発的な人気になったのはご存じ『推しの子』で、アニメの主題歌になった『アイドル(YOASOBI)』はそこらじゅうで流れていた。で、サインは何かというと……
アイドルグループ「B小町」の絶対的エースで不動のセンター・星野アイ……つまりはスターズオンアースだ。また、劇中歌の『サインはB』を考えたら名前の頭文字がBのブローザホーン(Blow the Horn)もヒットする。
スターズオンアースはそこそこ人気になるのが予想されるからいいとして、仮にブローザホーンが有馬記念に出走して連に絡んだら凄まじい配当のクリスマスプレゼントになりそう。グフフのフ……って、この妄想だけで飯を食えるのがサイン馬券の楽しみでもある。
・いろいろあった2023年
いずれにしても、今年は本当にいろんなことがあった。増税クソメガネからはいかにも何かありそうで何も思い浮かばなかったが、38年ぶり日本一になった阪神タイガースから色とか数字とかアレとかで馬券を買うなんて人は多そうである。
他にもコロナ緩和、ビッグモーター騒動、「ルフィ」広域強盗事件……まだまだ何かサインは隠されているかもしれないから本番まで考えてみるのも1つの楽しみになって面白いだろう。
今回取り上げたサインを信じる信じないはあなた次第。年末の有馬記念くらい景気よく勝ちたいものだ。何はともあれ、よいクリスマスイブを! 健闘を祈る!!
参考リンク:JRA
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
イラスト:マミヤ狂四郎、うどん粉