ロケットニュース24

池袋にある「漁師経営の居酒屋」に入ったら、コスパのおかしい海鮮丼が出てきた

2023年9月15日

私にとって、魚を食べたくなったときに駆け込む店は決まっている。「やよい軒」か「大戸屋」だ。安心して店に入れる上に、店舗ごとの差があまり無い。

それがチェーン店の良さであるが、正直なところ「またアレか」と飽きてしまうときもある。数日前がまさにそうだった。普段はあまり来ない池袋にいるということもあって、新規開拓したいモードだったのだ。

そこで「ランチ 池袋 魚」でググったところ、気になる店がヒットした。店名は『海鮮山(かいせんざん)』


なんでも、漁師さんが経営している居酒屋らしい。場所はJR池袋駅の北側にあって、駅からは徒歩5分ほど。


繁華街にある漁師さん経営の居酒屋である。私の経験上、こういう場合はアタリハズレが激しいのだが……結論から言うと、今回は間違いなくアタリだった。もう、海鮮丼が出てきた瞬間にそう確信した。

実際に食べたところで、自分の予感が当たっていたことを改めて確認したのだが、ちょっと想定外だったのは「コスパがおかしい」ってこと。なにせ、価格は1200円。それなのに、実物は……



メチャクチャ具材が載っているのだから。お店の人によると「ネタは仕入れ状況による」とのことなので、具の種類に関しては参考程度に考えてほしい。



私が訪れたときに限って言うと、マグロ・トロを中心に青魚系、白身魚系、イカ……など、数種類の魚たちが鎮座していた。しかも、具材の1つ1つが決して小さくない。


大手回転寿司チェーンの「ネタ大切り祭り」などに登場してきてもおかしくないサイズのものがチラホラと。もちろん、味は普通に美味しい。

さらに、その海鮮丼には小鉢3種のほか、味噌汁も付いてくる。もう1つ言うと、ライス大盛り無料


ちょっと意味がわからないレベルである。同じようなものを別店舗で食べたら、2倍以上の価格であっても不思議ではないように思う。

ちなみに、1200円の海鮮丼が提供されるのはランチタイム。ランチメニューは他にも「刺身定食」や「にぎり定食」などがあり、どれも1200円となっている。


これは他のメニューも試したいところ。だけど海鮮丼のコスパがここまで高いと、結局同じものばかり頼んじゃいそう。そういう意味では、“沼” のような海鮮丼……いや、店であった。今度は夜に訪れてみようかな。



・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 海鮮山(かいせんざん)
住所 東京都豊島区池袋2-45-2 高崎ビルB1F
時間 11:30~15:00(L.O14:30)、16:30~24:00(L.O23:00)
定休日 月曜

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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