ロケットニュース24

【博多駅】博多1番街で朝8時から食べられる「朝ラーメン」が最高にうまい / 博多屋台ラーメン一幸舎

2023年5月31日

博多ラーメン、うどん、もつ鍋、水炊き、明太子などなど、挙げればキリがない福岡グルメを2泊程度の弾丸旅行ですべて味わうのは難しい。先日、朝イチで博多から空港に戻ることになった私は、どうしても福岡を発つ前にラーメンが食べたくなり……

その場で「朝ラーメン」と検索。博多駅近くで営業しているラーメン店があればダッシュで行こう……と思ったら、なんと駅地下「博多1番街」にある博多一幸舎が朝8時から営業しているらしい! ってことで、さっそく朝ラーメンを食べに行ってきた。

・博多1番街

ちなみに福岡空港にも、全国の有名店が集結した「ラーメン滑走路」がある。営業開始が10時から(21時まで)なので朝ラーメンを食べることはできないが、出発前や到着後に気軽にラーメン欲を満たせる便利な場所なので紹介しておく。こっちも便利だぞ。

私は10時15分発の飛行機に乗る予定だったため、8時から営業している駅地下の一幸舎に向かうことにした。新幹線長距離バス利用者も覚えておくと便利かもしれない。何度も言うように、博多駅の地下だから立地は最高だ。

看板をチェックしたところ、博多1番街に行けば朝早くからラーメンだけでなく、うどんや海鮮なども食べられるらしい。とくに海鮮料理「喜水丸」は行列ができるほど人気のようだ。一幸舎にも数人並んでいたが、回転が早そうなので食券を買って待つことにした。

購入したのは「あっさり朝ラーメン(630円)」と「キクラゲ(130円)」。なお、朝ラーは “麺のかたさ” が選べず、すべて「普通」だという。席はやはりすぐに空いた。席ごとに冷水の出る蛇口があるので、水を飲みながらラーメンの出来上がりを待つ。



1分も待たずにラーメンが運ばれてきた。クリアなスープに博多ならではの平打ちのストレート麺が浮かんでいる。基本トッピングはネギとチャーシュー。キクラゲを追加したおかげで少し豪華になった。卓上の白ショウガも加えていただきます!

見た目・味ともにスッキリしたスープは「醤油ベースで豚の旨味も凝縮されている」そうだ。たしかに、クリアなのに豚骨の旨味がハンパではない。すごい。

豚骨独特のにおいや臭みは感じられないので、まさに朝用、朝に食べたい博多ラーメンといった感じか。そうそう、こういうのが食べたかったんだよ。

ツルツルした麺はプニっとした優しい弾力があり、旨味が凝縮したスープをよく吸う。それでいて後味スッキリ。どこかほっとする味わいである。

そんでまた、コリコリしたキクラゲとシャキシャキしたネギの食感を楽しみながらすするスープがめちゃめちゃウマいのだ。チャーシューは柔らかくてしっとり上品な味。朝から満足度の高い一杯であった。

あっという間に完食。回転が早いのも納得である。食べ終わった器をカウンターに戻して店を出ると、すぐにキャリーバッグを引いた外国人旅行者が私の座っていた席に着いた。

彼はこれから博多を出るのだろうか、それとも博多に着いたばかりなのか、とにかく観光客数がコロナ前に戻りつつあるのだろう。博多1番街の朝ラーメンはいざという時に使えるのでぜひ覚えておいてほしい。


・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名博多屋台ラーメン一幸舎 博多一番街店
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多一番街B-11
時間:8:00〜21:00
休日:施設休館日に準ずる

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

モバイルバージョンを終了