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【正直レビュー】「いちど食べたらやみつきになる餃子」は本当にやみつきになるのか / 餃子マニアがズバリ斬る

2023年4月8日

最近、ずっと気になっている餃子がある。わりとスーパーで見かけるし、名前にインパクトがあって「いちど食べたらやみつきになる餃子」というのだ。いちど食べたらやみつきって、一体全体どれくらいの破壊力なのだろう。

スーパーのポップにも「タレなしでも十分なパンチ力、美味しい餃子です」と書いてあったし、これはもう期待するしかない。何よりスーパーで簡単に手に入ってウマいのであれば激アツだから、いっちょ食べて確かめてみるとしよう!!

・第一印象

「いちど食べたらやみつきになる餃子」は餃子計画という会社が出している餃子で、調べたところ同社はbibigo(ビビゴ)で知られる韓国のCJグループの子会社だった。最近の餃子に対する力の入れっぷりを考えたらグループで天下を取りにきているのだろう。

お取り寄せだけでなく冷凍食品の餃子界でも新しい戦いが始まったな……と勝手にワクワクしたものだが、ふと気になったのは値段だった。なにせ今回、732円で購入した一方で……

他のスーパーでは861円だったから安さを見極めて買うと上手な買い物ができそうなのだ(←主婦かよ)。ちなみに結構大きめの袋の中身は……

こんな感じのトレー入りで餃子がズラリ。型崩れしないのが嬉しいし冷凍庫にも入れやすかった。そして36個(18個+18個)入り、つまり1つあたり20円ほどとリーズナブルだから、ファミリーや大勢で食べる際には重宝するに違いない。うむ、第一印象はいい感じ!


・本当にやみつきになるのか

ただ、ここからが本番。味がついてきてこそ「やみつき」を語れる。作り方はオーソドックスで油を引いて蒸して焼き……

それから水分を飛ばせば完成とまぁ普通の餃子と何ら変わりはない。んで、いろんな餃子を食べてきた餃子マニアの我々……まず編集長の羽鳥は「いちど食べたらやみつきになる餃子」をどう判断したのかというと……

羽鳥「難しいね……難しいなぁ〜! 焼き方に左右される部分もあると思うんだけど、そこはかとなくビビゴイズムを感じるね。美味しいよ。でもホームラン級かというと違うかな。大勢でモリモリ食べるのはありだと思う。

この餃子はアレだね。いろんなタレを用意して食べると楽しめそうな感じはするね。醤油はもちろん、辛いのとか攻めてもおもしろいかも。っていうのも、この餃子は甘いのよ。

肉汁もちゃんと出るけど、塩で食べられる餃子でもなく単打を重ねていくタイプというか。とにかく、濃いタレがあるとよさが引き立つかもしれない。えっ、やみつきになるかって?」


羽鳥「そうだなぁ、やみつきにはならないかなぁ俺は。焼き方でパリッとしちゃうと騙されてしまうところがあるが、しっかり判断するとならないな、ウン」


──とのことである。さすが私の餃子バディ(相棒)。的確なジャッジをしてくるなぁ……と思いきや!!


随分食べとるやないかい!


いつもなら3個ほど食べて私とチェンジするところ、その倍くらいペロリといっちゃってるではないか。知らず知らずのうちに食べてしまっていたとしたら……それすなわち「やみつき」だと言えるかもしれない。続いて私も食べてみたところ……

なんというか、インパクトらしいインパクトがないのが正直な感想だ。やや厚めの皮から餡がジュワリと出てきたあとに何か足りない感じがあって、もう一発何か強い要素が欲しくなってしまった。

格闘技で例えるならワンツーをひたすら打つ選手。普通ならワンツーから「スリー」を叩き込むことでフィニッシュへ持っていくものだが、ワンツーで後ろに引いてまたワンツー的な。なんだか煮えきらない印象が残った。

よくいえば誰でも食べやすく、逆にいえば特徴があまりない。それだけにどう楽しむのかを考えるのがこの餃子の醍醐味になりそうな気がした。餃子自体が淡白な側面もあるから、羽鳥がいうように濃いタレをつけるのがベストではないだろうか。

ラー油とか辛いものを組み合わせると高みを目指せそうだねぇ〜。キャベツなのか何か分からないが餃子が凄まじく甘いねぇ〜。そうこう言いながら食べていたら、あっという間になくなっていたからなんだかんだ我々はやみつきになっていたのかもしれない。


・まとめ

というわけで、不思議と中毒性があった「いちど食べたらやみつきになる餃子」。ウマいはウマいし、コスパはいいので気になっている人は食べてみてはどうだろう。その際には辛い味付けをお忘れなく!

参考リンク:餃子計画
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼原材料はこんな感じ

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