カレーが好きだ。カレーなら毎日食べられる。仕事で遅くなった平日の夜でも “罪悪感なく食べられるカレー” があったら最高なのだが、そんなに都合のいいカレーなんて……実はあるらしい。ついに全人類の夢を叶えるカレーが「ZENB(ゼンブ)」から登場したようだ。

その名は「罪なきカレー」である。めっちゃ簡単に作れるのに、こだわりのスパイスを効かせた超本格的な味わいが楽しめるという。それでいて罪悪感はなし……って、そんなもん毎日食べたいんですけど。気になったので実際に食べてみることにした。

・罪なきカレー

まずミツカンのZENBとは、豆や野菜を可能な限りまるごと “ゼンブ” 使って美味しさと栄養を引き出すブランドのこと。おいしくてカラダに良いのはもちろん、地球の環境や未来まで考えているのがZENBなのだ。んで、今回紹介する「罪なきカレー」の主役となるのは……

まるごと野菜のスパイスカレー」である!


以前も紹介したとおり、普段なかなか食べることのない野菜の種・へた・わた・さやには食物繊維などが豊富に含まれており、栄養もまるごととれるのだ。ZENBカレーは、そんな野菜の種・へた・わた・さやまでギュッと凝縮した3種類の野菜(かぼちゃ・パプリカ・枝豆)をベースにし、クミンやコリアンダーなど数種類のスパイスを加えながら本格的な味わいに仕上げたそうだ。


・ZENBミールと組み合わせたら最強

さらにバターなどの動物性原料は不使用、添加物や小麦に頼らない味づくりなのにコクと深みがあるのが特徴らしい。聞くところによると「ご飯にかけても美味しいけどZENBミールにかけたら最強」なのだとか。たしかに「ZENBミール」は万能だった。

軽く説明しておくと、豆のほのかな旨みとモチッとした食感が特徴のZENBミールは、ご飯代わりにもスープの具材にもなる優れモノ。オートミール好きの編集長GO羽鳥は「チーズミール」を絶賛していたんだっけ。詳しくは以前の記事のとおり。


・ZENBミールを使って作ってみた

それではさっそく「罪なきカレー」を作っていくぞ。まずはZENBミール2袋を耐熱容器に入れて、水130mlを加えてから電子レンジ(500W)で約3分40秒加熱する。


そんでもってカレーは袋のままレンチン(500W)約1分20秒でOK。つまり5分あれば……

「罪なきカレー」の完成である!


仕事や家事が忙しくてバタバタな時でもレンチン5分で作れちゃうのはありがたい。パッと見た感じ、パプリカやかぼちゃなど野菜も入っているし食べ応えありそうだ。


それでは、実際に食べてみますか……


……と思ったその時だった。


「あれ、カレーの匂いがする」


カレーの香りに気がついたのは、御花畑マリコ……彼女は誕生日にもクリスマスにもカレーを食べるほどの「カレー好き」として有名だ。


カレー、カレー、カレー、あっ……



…………


御花畑「いただきまーす


それはあっという間の出来事だった。御花畑マリコは光の速さで私のカレーを奪い「罪なきカレーだから罪にはならないですよね」と早口でつぶやいてからカレーを食べ始めた。マジかよ……いや仕方ない。仕事中に美味しそうなカレーを作ってしまった私が悪いのだ。


御花畑は「あ、カボチャが入ってますね。甘くて美味しい」「カレーミールは低糖質なので、糖質制限中でも食べられるのは嬉しい」「ZENBミールが新食感でおもしろいかも」「これなら夜中に食べたくなっちゃう」といった感じで、食べながら感想を次々と繰り出していく


さらに「これで1食分(※)の野菜がとれるのはいいですね」「量もあって満足感あり」「てか、低カロリーなカレーがあるならまず私に食べさせてください」などとテンポ良く続ける。まるで「何かを食べさせたら感想を述べるマシーン」のようだ。
※生鮮換算128gの野菜使用。厚生労働省が推進する健康日本21における1日あたりの野菜目標摂取量350gを1日分とし


──とにかく「まるごと野菜のスパイスカレー」と「ZENBミール」の組み合わせは、カレー好きの女性記者を満足させる逸品だった。私は食べていないが、前回紹介した「罪なきラーメン」と共に「罪なきカレー」も忙しい時や遅い夜のレパートリーとして加えていいだろう。実際に糖質はいつものカレーライスの50%オフ、食物繊維は2.9倍もとれるのである。


いややっぱり……



こっそり食べて確認しておこう。



…………


……え、食べてみた感想ですか?


めっちゃ美味しいよ〜! 


【完】


参考リンク:Amazon公式サイト
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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