2023年2月2日から全国のコメダ珈琲店にて販売が開始された「シロノワール 白い恋人」。その名の通り、北海道の土産としてレジェンド級の知名度を誇る「白い恋人」とコラボした新作だ。
価格は店舗によって異なり、ノーマルサイズが880円から940円。ミニサイズは680円から740円とのこと。どんな感じに仕上がっているのだろうか。さっそく食べてみたぞ!
・ホワイトチョコレート
ということで店舗へ。今回は池袋のコメダを利用したのだが、入り口にコラボに関する張り紙が出ていた。
どうやらコラボ中は、全てのソフトクリーム商品が従来のバニラソフトから、「白い恋人」の製造元である石屋製菓が監修したホワイトチョコレートソフトクリームに変更されているもよう。
コラボ商品のシロノワールだけでなく、クロネージュやストロベリーシェークまで、普段のバニラとは違う「白い恋人」とのコラボ仕様に変わっているようだ。
テーブルに置かれていたメニューによると、コラボシロノワールには「ホワイトチョコレートソース」も使用されているらしい。
「46年目の奇跡」ということだが、これは奇しくもシロノワールと「白い恋人」がどちらも46周年であることによるのだそう。
いや、同い年ならもっとキリよく45周年とか50周年でコラボすれば……あっ、46でシロっていう、そういうヤツでしたか。その路線だと次にコラボできるのは460周年になるのだろうか?
・白って4種類あんねん
オーダーし、届いたのがこちら。
いつもと同じホカホカのデニッシュの上に鎮座するソフトクリーム。そして白いソースとスラッシュされたホワイトチョコのトッピング。
ソフトクリームと一体化していてわかりづらいが、粉糖もふりかけられている。そしてホワイトチョコレートソース。
ぱっと見だとデニッシュ以外はソースもトッピングも白だが、よく見るとそれぞれ色が微妙に違う。「シロノワール 白い恋人」には4種類の白があるもよう。
断面もチェック。今回は中に何も仕込まれていないパターンだ。
なお、シロノワールは往々にしてソフトクリームをホイップクリームに変更可能だが、今回の「シロノワール 白い恋人」はホイップクリームへの変更が不可となっている点に注意を。
・割とあっさり
食べてみると、ソフトクリームは従来のバニラソフトと比較して、若干甘さと粘度が増している気がする。ホワイトチョコレートの効果だろうか。
そしてホワイトチョコレートソースは、練乳ほどではないが、それに通じる方向性の濃厚な甘さを感じる仕上がり。
溶けつつあるソフトクリームとソースを合わせて食べると、ほぼ「白い恋人」のラング・ド・シャの間に挟まれているチョコ部分を抽出したかのごとき味へ。
全てがホワイトチョコまみれだとクドくなるのではないかと思っていたが、思っていたより後に残らない甘さだ。あっさり食べきれてしまうので、ノーマルサイズも余裕だと思う。
ということで、コメダの新作「シロノワール 白い恋人」。かなりイイ感じに「白い恋人」感をシロノワールで再現し、上手くまとめていると思う。無くなり次第終了とのことなので、気になる方はコメダに急げ!