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【罠】ふるさと納税の「ワンストップ特例申請書」を出す時は返信用封筒をよく確認せよ! 私はこれで詰みかけました / 1月10日必着

2023年1月6日

「ワンストップ特例申請書」って何? みたいな話は、申し訳ないがこの記事では省略させていただく。調べると関連サイトが無限に出てくるので各自でお願いします。今回は「ワンストップ特例制度を利用するよ!」という人に向けてお伝えしていきたい。

ワンストップ特例を申請する場合、寄付をした年の翌年1月10日までに寄附先の自治体へ書類を提出する必要があることは皆さんご存じだろう。消印有効ではなく、1月10日必着である。中には「まだ書類を出していない」「今日出す」という人もいるかもしれないが……ちょっと待ってほしい。

その返信用封筒、よく確認しましたか?

・罠

これは私(あひるねこ)が初めてワンストップ特例制度を利用した際、実際にあった出来事である。その時は直前になって偶然気付いたため事なきを得たが、危なく非常に面倒なことになるところだった。特に初めての人は、ぜひ参考にしていただきたい。

さて、本題に入る前に、軽くワンストップ特例申請書についての不満をブチまけておこう。いやね、オンラインで申請できる自治体があるなら全部オンラインで統一してくれとかいろいろありますが、それより何より……


あの自分で折らせるタイプの返信用封筒やめろやァァァァァアアアア!

・憎むべき敵

なんでこの歳になって山折り・谷折りしないといけないんだよ。こども雑誌の付録じゃねぇんだぞ。加えてのり、場合によってはセロテープまで必要てオイ。せめて封筒くらいは普通のヤツを送ってくれよと思ってしまうのは私だけだろうか。


いきなり話が逸れたが、ここからが本題である。昨年、私は4つの自治体に寄付し、そのうち1自治体はオンラインワンストップ申請、3自治体は折り紙封筒で書類を提出することになった。あとはポストに投函するだけだが……その前に封筒をよ~く見てほしい。一つだけ仲間はずれがいるよ。どれかな?


答えは……


「切手をお貼りください」

・自腹パターン

そう、他の2自治体が「料金受取人払郵便」で切手不要としているのに対し、この〇〇市は自分で切手を貼って送ってこいと要求してきているのだ。コ、コイツ…! 封筒を折らせるだけじゃ飽き足らず、切手まで……!!

来年寄付するかどうか迷うが、実は初めて申請書を提出した時もこのタイプが1通混ざっており、私はそのことにまったく気付かなかった。他の封筒と一緒にポストに投函しようとした瞬間、たまたま「切手をお貼りください」が目に入り「危ねぇ!」となったのである。

しかもちょうど今くらいの時期。1月6日か7日くらいだったので、もしあのまま出していたら料金不足で戻ってきて10日必着に間に合わず、自分で確定申告をする羽目になっただろう。いやぁ、あれはマジで紙一重だった。

実際、私の妻は昨年これと同じことをやってしまって、封筒が1通戻ってきていた。早めに提出した人ならそれでも十分間に合うが、今みたいな締切ギリギリのタイミングだとさすがにもう無理だろう。想像しただけで面倒で吐きそうになるぞ。

・出す前に確認

まあ余裕を持って出すのが一番ですが、人にはいろいろ事情がありますからね。そうならないようにするためにも、返信用封筒は必ず切手が必要かどうか投函前に確認しましょう!

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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