今年も高級納豆祭りの時期がやってきた……何が祭りかというと納豆マニアにはお馴染み、日本一高い納豆専門店「二代目福治郎」の福袋が今年も販売されたぞ!
私(耕平)は昨年初めてGETして、納豆好きなら一度は味わいたい「高級納豆のハーレム」を堪能した。そして、またあのハーレムが味わえるのか……と注文したところ「おいおい、どういうことだよ!」と、まさかの事態に陥ることとに。
しかし冷静になったら、メーカー側の気配りも見えてきた……というわけで、数量限定で販売されている高級納豆福袋の中身も紹介しよう。
・今年の中身は?
さっそくだが2023年バージョンの福袋を見ていただこう。福袋のバージョンは全部で4種類。5000円、1万円、2万円、3万円(いずれも税抜)とコースが分かれており、それぞれ50セット限定の販売だ。前回私が購入したコースは5000円のもので、今年も同じく5000円のものを注文した。
さっそく、箱を開けてみる。
箱から商品を取り出すと、今年も大量の高級納豆がズラリ!
それでは、今年のラインナップを見ていこう! まずは前回も入っていた、1番人気で数々のタイトルを受賞している大粒納豆『鶴の子(税込594円)』が6個入っている。
次に2番人気で、北海道産契約栽培大豆を使用している小粒納豆『鈴丸(税込324円)』が5個。こちらも前回同じ数が入っていた。
続いて、北海道産の「大袖振り大豆」を使用したミシュラン三つ星料理人が絶賛したと言われている、『大袖振り(税込324円)』が1袋。こちらも前回に続いてのラインナップ入りだ。
そして、納豆の中でも個人的に大好きな、日本一高いひきわり納豆『挽き割り(税込324円)』も1袋入っている。これも前回に続いて……だ。
さらに東北産の「秘伝大豆」という枝豆で作られている、高級納豆『挽き割り(税込432円)』が1袋。うん、前回も入っていた……。
最後に女性1番人気で、北海道産の「光黒大豆」を使用した『光黒(税込432円)』が1袋。もちろん、これも前回に引き続き……
──って、全部前回と一緒やないかい!!!!!
まぁ値段も前回と全く一緒だし、購入前に確かめなかった私の落ち度だ。それにしても、1種類くらい新作の納豆を入れて欲しかったというのが本音だ。
・高級納豆ハーレム
高級納豆に囲まれる時間は、納豆好きからすると至福の時だったりするが、なんかモヤモヤする……。
それでも、ハーレムやるけど!
そんでもって、マジで美味いけど!
納豆の高級感、出まくりだけど!
ご飯もメチャメチャ進むけど!
結局、サイコーなんだけど!
いやー、ハーレムっていいな……そんな感じで食べ終わった後には、前回と商品が全く一緒の事なんか頭から離れていた。
・商品は変わっていないが……
商品は前回と変わっていないものの、付属品については大きく違ったものがあった。それが「小分け袋」と「取扱説明書」だ。
「納豆に説明書?」という人も多いと思うが、二代目福治郎ほどの高級納豆ともなると、食べ方や保存方法などが記載された説明書が1商品に1枚付属されている。
この説明書と小分け袋が、それぞれ7枚ずつ。これは何を意味するのか?
その答えは「お裾分け」。
というのも納豆なので、もちろん賞味期限がある。そして、その期限は今回届いた日から約2週間程度だ。
この税抜5000円の福袋は、1パック2食入りが15パックなので、全部で30食分入っていることになる。そうなると、1日2食以上は食べなくてはならず、食べきれない場合も多い。実際、私も前回購入して賞味期限間近で半分くらい余ってしまい、急いで身内にお裾分けしたくらいだ。
ここからは推測になるが、私と同じ思いをした人も多かったのだろう。そこで今年の福袋からは、お裾分け用に取扱説明書も袋と同じ枚数を不足品として、用意してくれたのだと思う。この配慮には頭が下がる。
── そんなわけで、日本一高い納豆を贅沢に味わえる福袋はいかがだっただろうか? 前回と同じ商品だったとはいえ、今年も満足だった。こちらは本記事執筆日時点でまだ購入が可能だったので、納豆好きは一度でいいから試してみてほしい!
参考リンク:二代目福治郎
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.