現在開催中の「FIFAワールドカップカタール2022」。4強が出そろい大会もいよいよ大詰め、あと3戦で優勝が決まる。一体どこの国が頂点に立つのか! 最後まで目が離せない。

大会の熱気と興奮ですっかり舞い上がってしまった私(佐藤)は、家を飛び出してワールドカップへと向かった! 行くなら今しかねえ!! ワールドカップにッ!!

・新大久保のワールドカップ

……ということでやって来ました、東京・新大久保。この街の雰囲気が好きなだよね、毎日祭りみたいな感じでいいんだよなあ。国内にいながら、いろんな国の食文化に出会えるのも好き。まさにワールドカップのごとく、いろいろな国の人々の暮らしが混ざり合っている


JR新大久保駅北口を出て、大久保通りを東へ。徒歩約5分歩きミニストップの角を左に曲がると、「ワールドカップ」にたどり着く


山形牛炭火焼肉専門店・韓国伝統料理のワールドカップだ! よ~し豪快にゴールを決めるぞ~!!


ランチは税込980円(サムギョプサルセットを除く)。24種もあって、おかず5品にスープまでついてきて、かなりリーズナブルだ。


この界隈は最近、高価格帯のお店が増えつつある。ランチで1000円オーバーのお店が増えるなかで、おかず5品付きで1000円以下は良心的といって良いだろう。



・レタスからのセンターリングに豚バラが合わせてゴール!

注文したのは、豚バラ定食である。本日のスターティングメンバーをご紹介します


まずはディフェンダー(DF)、キムチ・カクテキ(大根キムチ)・ブロッコリー・厚揚げ・もやしです。「鉄壁」と呼ぶにふさわしい厚めの守備ではないでしょうか。


キーパー(GK)はスープとご飯。異例の2人体制で試合に臨みます。


そしてミッドフィールダー(MF)にレタス・ネギの辛いヤツ・韓国みそ。そしてフォワード(FW)に豚バラ肉(たまねぎ・ニンニク)です。


5-3-1の布陣で、守りを重視しつつ豚バラの一点突破を狙う目論見か!? 運命のキックオフ! 開始早々、レタスからのセンターリングをネギの辛いヤツがサポート、豚バラ肉が合わせて口の中へダイレクトにゴーーール!!


その後もレタス・ネギ・豚バラの見事のパスワークが続き、相次いで口の中へとゴールを重ね、通算8得点。キムチらの堅実な守備でご飯が進み、危なげなく完食するに至りました。


・4年後に期待

さて、このお店は1998年のフランス大会の頃から「ワールドカップ」という名前なのだとか。以前は100人も入る大きなお店(後に移転)で、日韓大会の時などは店から溢れるほどのお客さんを迎えて、みんなでユニフォームを着て観戦したそうである。

今大会は深夜の放送ということもあって、その当時ほど盛り上がらなかったそうだが、やはり大会の度に取材を受けることもあるのだとか。残念ながら今大会は日本も韓国も決勝トーナメントで敗れてしまったが、4年後に両国が活躍すればきっとお店でも盛り上がるに違いない

その時を待たずにお店を利用して欲しい。ほかでは味わえない、美味しい韓国料理が待っているぞ。あなたのお口にゴーーール!! 美味しさのハットトリックや~!


・今回訪問した店舗の情報

店名 ワールドカップ
住所 東京都新宿区大久保2丁目32-3
時間 11:30~23:00

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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