ロケットニュース24

【感動】もう1回言うけど「台湾最強グルメ」はガチョウしかあり得ない! 3年ぶりの『阿城鵝肉』がやっぱり最高すぎた!!

2022年11月15日

あなたが「人生で最も美味しいと思うグルメ」は何だろうか? いきなり言われても戸惑うかもしれないが、じっくりと考えれば「あれも好き」「これも好き」と “マイランキング” が完成していくハズ。食は人生の大きな喜びの1つであろう。

私、P.K.サンジュンの場合、牡蠣・レバ刺し・アップルパイ……などが思い浮かぶが、絶対に外せないのが「ガチョウ」である。今から3年前、台湾で初めて食べたガチョウは、一瞬でランキング入りした激ウマグルメであった。

・ダチョウじゃない

私が台北で「ガチョウ」と衝撃の出会いを果たしたのは、今から3年前の2019年のこと。元々は台湾をこよなく愛する知人の “台湾マスター” からオススメされたもので、当初は私はタマゴが大きい方の「ダチョウ」と勘違いするほど、ガチョウは縁遠い存在であった。

ガチョウは肝臓がフォアグラになることで知られる鳥類の一種で、かのダーウィンは「野生の雁(ガン・かり)を飼いならして家禽化したもので、家禽としてはニワトリに並ぶ歴史を有している」と言っている……と、Wikipediaに書いてあった。

とはいえ、日本ではそこまでガチョウを食べる習慣が無く、私もフォアグラを除けば3年前までガチョウを食べたことは無かったに等しい。おそらくガチョウがどんな味なのか、想像がつかない人も多いことだろう。

・3年ぶりに台北へ

気になるお味については後述するとして、つい先日「ポケモンGO」のイベントに参加するため、私は3年ぶりに台北に飛んだ。もちろんポケモンGOが旅の最大の目当てではあったが「ガチョウ」も大きなウェイトを占めていたことは言うまでもない。

旅行中、ガチョウを食べられるチャンスは多くても2回。魯肉飯を筆頭に他にも食べたい台湾グルメは多くあったが、ガチョウのためなら我慢しよう。かくして私は念願のガチョウを食べに『阿城鵝肉(アーチェンアーロウ)』に向かった。

「阿城鵝肉」はMRT「松江南京駅」の8番出口から徒歩10分ほどのところにあり、観光客でもアクセスは比較的容易。……が、3年前に訪れた1号店はテイクアウト専門店となっており、食事が出来るのは はす向かいに位置する2号店だけになっていた。

相変わらず「阿城鵝肉」は大人気店で、結果的には30分ほど待つことに。やがてテーブルに通され専用の紙に注文をかき込めば、晴れて3年ぶりにガチョウと再会だ。会いたかったぜ……本当に会いたかったぜ……ガチョウ……!

・感動の再会

震える箸で久々に口にしたガチョウは、記憶をブチ破る圧倒的なウマさ!! 肉質は噛み応えがあり、決して柔らかい肉ではない。が、噛めば噛むほど旨味があふれ出し、適度な塩分も最高オブ最高! やっぱりここのガチョウはヤバいな!!

千切りにした生姜とガチョウ肉のコンボはいくらでも食べ続けられる魔性のウマさで、腹がハチ切れるまで箸が止まらねえ! かくして大感動のうち、3年ぶりの「阿城鵝肉」に別れを告げたのであった。そして翌日……


また来ちゃった。


前日は知人らと大人数で押しかけたが、この日は夕方に1人ガチョウ。24時間経ってないのにまた食べたくなる衝撃のウマさ──。それが「阿城鵝肉」のガチョウなのである。100万円くらいなら頑張って出資するので、お願いだから日本に支店を出してくれないだろうか?

とにもかくにも、台湾はガチョウ! 台湾はガチョウ!! 何はともあれ「台湾はガチョウ」とご記憶いただければ幸いだ。記事を書きながら、思い出すだけでヨダレが止まらないス。

参照元:阿城鵝肉Wikipedia
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼その他に食べたもの。たけのこの煮物。

▼ガチョウの内臓系(?)と野菜の炒め物。

▼腸詰め。

▼念願の水煮タイプもあった!!!

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