北海道の富良野市といえば『北の国から』のロケ地として有名だ。そんな富良野に、北海道を代表する製菓メーカー・六花亭の店舗があるのはご存知だろうか。その名も「カンパーナ六花亭」、広大なぶどう畑の中にたたずむ人気店である。
富良野に行く機会があれば必ず……と思っていたら、たまたま仕事で近くを通ったので休憩がてら寄ってみることに。せっかくだから看板商品の「ふらの餅」や「プディングケーキ」を食べてきたゾォォオオオオオ! 雄大な景色も六花亭も最高ォォオオオオオ!
・カンパーナ六花亭
カンパーナ六花亭の「カンパーナ」とは、イタリア語で「鐘」の意味。吊り下げ式の鐘のことで、実際に店舗のすぐ隣にはランドマークの鐘楼(しょうろう)が建っている。
鐘楼を目指して車を走らせると、ぶどう畑に囲まれた店舗が見えてくるのだ。ちなみにJR富良野駅からは車で約8分である。
それにしても想像していたよりもずっといいロケーションだ。ぶどう畑もめちゃめちゃ広い。公式サイトには「2万4000坪の丘陵地に広がるぶどう畑」と書いてあった。東京ドームで計算したら約1.7個分らしい。って、計算が間違っていたらすみません。まあとにかく広い。
・パノラマ絶景
さて、店内はガラス張りになっていて大窓からは十勝連峰の山々が一望できる。お店に入った瞬間に「これぞ北海道」な風景が目の前に広がっているのだ。爽快すぎて思わず叫びたくなる。天気もいいし最高。
・オリジナルスイーツ
六花亭のお菓子が売っている販売コーナーをひと通りチェックしてから喫茶コーナーへ。冒頭でお伝えした「ふらの餅(110円)」と「プディングケーキ(500円)」を購入。
ふらの餅は店舗限定スイーツ。塩味が効いた富良野産の赤エンドウ豆の入ったお餅の中に、こし餡を包んで香ばしく焼いたもの。皮がパリパリで中は驚くほど柔らかい。素朴というか、ほんのり甘くて塩気もちょっと。こういうの好きなんだよな〜。
福岡・太宰府名物の梅ヶ枝餅を思い出させるような味である。その場で香ばしく焼いてくれるから熱々でうまい。2〜3個頼んでおけばよかった。
プディングケーキは昭和系の懐かしい味。生クリームと一緒に食べると、レトロな美味しさに癒される。セルフサービスのコーヒー(無料)とよく合うのだ。たまらない。
・テラス席が最高
屋外にはテラス席もある。ただのテラス席ではなく、普通に絶景スポットなので天気が良ければ北海道の風を感じながら休憩すべし。
・営業時間を確認しておくこと
というわけで、ぶどう畑に囲まれたカンパーナ六花亭は、お土産選びもカフェ利用も超おすすめ。ただし営業時間は16時30分まで。それと冬期間は休業するそうなので、事前に確認してから行くようにしよう。お腹も心も北海道で満たされる最高スポットでした!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名:カンパーナ六花亭
住所:北海道富良野市清水山
時間:店舗10:30〜16:30 / 喫茶室10:30〜16:30(LO15:30)
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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