イクラって、美味しいよな。いつの日か思いきり食べてみたいもののプリン体が気になるし、なによりお高い。もう少し値段が抑えめで、健康を気にする大人にも優しいイクラはないものか。
探せばあるもので、なんとあのカネテツが『ほぼいくら』を販売しているではないか……!! さっそく取り寄せ、本物のイクラと比較してみたぞ。
・魚卵成分を含まないいくら
カネテツと言えばこれまでにも「ほぼカニ・ほぼホタテ・ほぼうなぎ」など、さまざまな “ほぼ” にチャレンジしてきたことで知られる。
いずれも本物と遜色(そんしょく)ない出来栄えで、しかもスーパーで手に入るのだからありがたさしかない。記者も頻繁(ひんぱん)に購入している。
そんな中、満を持して現れた『ほぼいくら(50g・税込480円)」。本物のいくら醤油漬けに近いと銘打っており、自ずと期待が高まる。
この『ほぼいくら』の特徴のひとつが、魚卵成分を含まないということ。アレルギーがある方にとっても、救世主となるのではないか。
またコレステロールも本物のイクラに比べて低いそうで、そのあたりの数値が気になる人にもオススメだ。
・ほぼ、いくらだった
さて、肝心の味はどうだろうか。本物のイクラ(最寄りのスーパーで60g・1078円)を用意し、比べつつ食べ進めるとしよう。
器に盛ったところ本物のイクラの方が透き通って見えるが、比べないとわからないレベル。単体で『ほぼ』を出されたらば「ああイクラだな」と思うに違いない。よくもまぁ、ここまで再現したものだ。
ほぼ→本物の順で口に入れてみると、なるほどこれは……! 結構違う……!! 『ほぼ』のほうが鮭の味が濃く、またゼラチン特有の食感がするのだ。
食感については冷蔵庫から出してすぐ食べたからかもしれないと、ホカホカの白米に乗せてしばらく待つ。馴染んで来ところで米と一緒に口に放り込むと、先ほどより随分とイクラっぽくなった。
少し熱を加えると良いのかもしれない。そうは言うものの、見た目や周りに膜が張った感じ、味わいなど限りなく本物のイクラに近くはある。繰り返すが比較しなければ気にならない程度だ。
なにより値段が本物の約半分、健康面にも配慮されているところが魅力大である。現在はオンラインストアで購入できるが、じわじわと全国で販売されるようになる模様。
ほかの『ほぼ』シリーズと並び、食卓の定番の一品になる日も近いと踏んでいる。目にすることがあれば、まずは試してみよう。『ほぼいくら』の名に偽りなしだぞ。
参考リンク:カネテツ「ほぼいくら」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼ほぼいくらは、確かにほぼイクラでした
▼こちらは本物のイクラ
▼ほぼいくら
▼比べると違いは分かる
▼しかし比べなければ、ほぼイクラでした