【偽物VS本物】韓国のパクリ疑惑商品レビューシリーズ / ポッキー編

2022年6月10日

みんな元気セヨ！　韓国と言ったらみなさんは何を思い浮かべるのだろう。最近だとグルメやアイドルだと思うが、「パチモン」のイメージも確かにあるはずだ。パチモンだとブランド品がやっぱり多いが、パチモンの種類はそれだけではない。お菓子や飲み物もある。

本企画では数々の韓国商品の中で「これは日本のあれパクってね？」と思われるやつを日本のと比較してみるからよろしくセヨ！　記念すべき第一回は、誰もが食べたことあるだろう「ポッキー」だ。

・ポッキーは韓国でも買えるぞ

これが韓国で売られているポッキー。「グリコ」のロゴがきちんと入っている。韓国では2013年より「ヘテ」という韓国のお菓子会社と手を組んで販売しているらしい。46gで1000ウォン（100円程度）だった。ちなみにだが、日本での発売年度は1966年だ。

パッケージには “행복을 나눠요（幸せを分けましょう）” とポッキーのCMでお馴染みの “Share Happiness！” が韓国語略で書いてあった。

そして、こちらがポッキーのパクリ疑惑商品「ペペロ」だ。いやー似てる。パッケージが赤いのもまたそっくりだ。発売会社はまさかの「ロッテ」である。日韓を跨（また）ぐ大手がなぜ……。

こちらは54gで1180ウォン（118円程度）。値段の差はほとんどない。発売年度は1983年で、ポッキーより17年後に発売された。

どちらも箱の中に1袋入っていた。

中身を取り出すとこんな感じ。やっぱり変わらん。若干ペペロのほうが多いような気がするくらい。

では、ここでクイズとしよう。

この中にポッキーが1つ混ざっている。どれか分かるだろうか。答えは……

↓↓↓

正解はこの上から4番目だ。みなさん分かったかな？

左がペペロ、右がポッキー

こう見ると、ポッキーのほうが少し長くて細い。チョコの色もポッキーのほうがもっと濃く、プレッツェルの模様も少し違う。

こちらも左がペペロ、右がポッキー

ポッキーのほうがチョコの味が強く、プレッツェルがペペロより硬くて食感が楽しい。ペペロはチョコの味は弱いがもうちょっと甘く感じた。でも正直、味比べをしないと気づかないレベルの違いだった。

私の中でペペロのパクリ点数は10パチ満点中「9パチ」としておきたい。

味にそれほど違いはない、値段もほとんど変わらない。なら普通に考えて本物のほうが残るべきではないか？　と思った私だが、実は買い出し中にもっと驚いた事実がある。

スーパーのチョコレート菓子コーナーに行ってみると……

え……まじ……!!!!??!?!?

普通に共存していた

いや、普通に考えてほぼ同じ商品があったらどっちかしか置かないもんじゃないの？　と思ったが、きっとポッキーとペペロの需要が別と判断したのだろう。

韓国のお菓子で昔からあるやつほど、日本のお菓子のパクリっぽいものが多い。さすがにポッキーとペペロのように共存してしまってるケースは少ないと思うが、また次回も別のパクリ疑惑商品を紹介してみようと思うので、次も読んでくれたらカムサハムニダ！