練習の “練” に “馬” と書いて練馬(ねりま)。かつてはやや野暮ったいイメージがあったものの、ここ10年近くは主要路線の乗り入れもあり、すっかり人気のファミリータウンと化している。特に大泉とか石神井公園はメッチャ人気あるらしいよ?
その練馬区で生を受け、誰にも負けない “練馬プライド” を持つ男が当サイトの「Yoshio」である。つい先日、Yoshioが高らかにこう宣言した。「また練馬が大勝利を収めてしまった」と──。果たしてYoshioが言う「大勝利」とは何のことなのだろうか?
・ラブ練馬
練馬区を愛し、練馬区に愛された男、Yoshio。「練馬最強説」を信じて疑わない、根っからのピュアピュア練馬ボーイである。その練馬愛は天上天下を駆け巡り、かつては「ネリトーク」で、アツく練馬愛を語ってくれた。
そんなYoshioが「都心へのアクセスがいい」「公園が多い」「緑が豊か」などと並ぶ、練馬区の魅力の1つとしてゴリ押しするのが「自動販売機のドレッシングが激ウマ」らしい。ドレッシング……? いやその前に自動販売機……?
Yoshio「そうなんだよ、最近石神井台にドレッシングの自動販売機が出来たんだよ! これが超ウマくてさ!! たぶん練馬に引っ越すことを真剣に検討すると思うよ? というか、23区でドレッシングの自動販売機があるのって練馬だけでしょ!」
・東京初進出
それは知らんが、調べてみるとこちらのドレッシングは埼玉県和光市の居酒屋「Foods & BAR A-One」が手掛けたもの。和光市や朝霞市に4台の自動販売機が稼働中で、練馬区石神井台6-18-17の自動販売機は5台目 & 東京初進出のようだ。
Yoshio「やっぱり練馬は東京初が似合うよね。新宿・渋谷・原宿・練馬。これが東京の4大流行発信都市なんじゃないかな? このドレッシングも大流行する可能性が高いよ。でも忘れないで欲しい、都内で1番早く設置されたのが練馬だってことを」
練馬はともかく、自動販売機のドレッシングとはどんなお味なのか? Yoshioによると価格は1本600円、商品名は『やさいがすすむドレッシング』で、無添加かつ手作りのドレッシングのようだ。
・味見してみたら…
というわけで、物は試しで味見をすることに。「練馬区に生まれて良かった」と感動するほどウマいドレッシングとはどんな味なのか? コンビニで買ってきた生野菜にドレッシングをかけ……
かけ……
かけ……食べてみると!
マジで激ウマやん!!!
というか、ガチで野菜がすすむ!!!!!
・マジでウマい(笑)
一言で「何味!」と表現しにくい複雑な味で「ゴマが和風っぽい」とも言えるし「アンチョビが洋風っぽい」とも言える。ただニンニクが結構強めに効いていることと、ドレッシングとしてガチでウマいことだけはハッキリと理解できた。
念のため、当サイトのドレッシング番長・中澤にも『やさいがすすむドレッシング』を味見してもらったところ「これはウマい。というか、1本買って来て欲しい」と言っていたから、その実力は本物だ。練馬区にある、自動販売機の、ドレッシングは、ガチで、ウ・マ・イ。
まあ、だからと言って練馬区に引っ越す気はサラサラないが、練馬区に足を運んだ際には「わざわざ買いに行ってもいいくらいウマい」とは申し上げておこう。このドレッシングが「Foods & BAR A-One」の公式サイトで購入できることは、Yoshioには内緒だ。
というわけで、練馬区に誕生した「ドレッシング専用自動販売機」で売っている『やさいがすすむドレッシング』はマジでウマいから、練馬区民の方は1度試してみてはいかがだろうか? なお「練馬じゃなくて和光市の手柄なんじゃね?」という意見については、あえてノーコメントとさせていただきたい。
参考リンク:Foods & BAR A-One
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.