ロケットニュース24

【ある男の大冒険】ヨドバシの2022年『キッチン家電』福袋がデカすぎて救助を呼ぶハメになった話

2022年1月3日

元旦の新宿ヨドバシカメラで売り切れ寸前の『夢のお年玉箱』を発見した私。喜びのあまり思わず「コレとコレ、ください!」と叫んだはいいが、冷静に考えてみると……この福袋、デカすぎるな。とてもじゃないが私1人で持ち帰ることは不可能なサイズである。

しかし記事執筆スケジュールの関係上、配送をお願いしている時間はない。こうなったら最後の手段……当サイト事務所にいる “あの男” を召喚するほかないだろう。あっ、もしもし? 悪いけど今すぐ新宿駅まで来れる? うんうん、そうそう東口!

・15分後……

トコトコとヨドバシカメラにやってきたのは当サイトの原田記者。入社歴はかなり長いにも関わらず、なぜか “頼みごとをしやすい雰囲気” を生まれ持っている彼は、社内の全員から頻繁に頼みごとをされているのだ。それってある意味才能だよね!

文句ひとつ言わずにお年玉箱を運ぶ原田記者。マジでありがとうな。

あらっ? 300メートルほど進んだところで急に立ち止まる原田記者。

原田「重い…………」

別の持ち方を思いついた原田記者。

なるほど……たしかにこれなら片手への負担が軽減される。人間って考える葦だよね〜マジで!

原田記者とお年玉箱、どっちが本体か分からなくなってきたなァ。

いつもは10分ほどで歩ける事務所までの道のり、この時点ですでに25分が経過している。がんばれ、がんばれ!

なお「なぜお前は見ているだけなんだ」というクレームを回避するため、私がこのとき別の福袋を持っていたことをお知らせしておきたい。詳しくは前回の記事を参照してくれ。

ヘトヘトになってもなお「そっちの福袋も持とうか?」という男気を見せてくれた原田記者。さすが九州男児、懐の深さが有明海クラスやで。

道ばたのポールで束の間の休息をとる原田記者。ゴールは近いぞ!


そして……


・感動のゴール!

ようやく事務所に到着を果たした『キッチン家電の夢』(税込1万円)。

原田記者の予想では「小型の冷蔵庫くらい入っていそうな重さだった」とのことだが、気になる中身は以下の4アイテムだ。


『アラジン グラファイトトースター』!



『ヤマゼン 煙の少ない焼き肉グリル』!



『シロカ おりょうりケトル ちょいなべ』!



『KEENのマスク』!


・なるほどな

煙が少ないかどうかは追い追い確認するとして、焼き目がつく焼き肉グリルはなかなか嬉しい。このテの商品は洗うのに苦労するパターンも多いが、こちらは取り外して丸洗いできるタイプ。おうち焼き肉好きなら重宝するのではないだろうか。

またトースターはレトロな見た目が超オシャレ。電源ひとつでお鍋が使える『おりょうりケトル ちょいなべ』は、最近増えてきた便利家電の部類だろう。

私は現在ちょうどトースターとホットプレートを新調したばかりのタイミングだったため「そっかぁ……」となったのだが、今回の4アイテム中どれか1つでも「ちょうど欲しかった」という人であれば、間違いなくお得な福袋ということになるはずだ。


・感謝の気持ちを表してみた

さて……それでは最後に今回最大の功労者・原田記者に感謝の気持ちを込めて、夕飯をごちそうしてあげたいと思う。


『おりょうりケトル ちょいなべ』でお湯を沸かし……



そこへ原田記者の大好物・辛ラーメンをイン!



おっ? よく見るとちょいなべ、辛ラーメンのために作られたような構造をしているな〜!



卵とネギもサービス。



フタをして1分待てば……




グツグツの特製辛ラーメンが完成〜! おいしそ〜!



原田「ズルズル」



原田「おいしい! また困ったらいつでも呼んでくれよ!」


やはり持つべきものは頼みごとのしやすい同僚だ。みんなもヨドバシの福袋を買う時は、くれぐれも持ち帰り方法に注意してくれよな! なお『おりょうりケトル ちょいなべ』は加熱部分から取り外して丸洗いが可能。最近流行りの『1人鍋』なんかにも活用できそうだ!

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


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