マリトッツォブームはすでに「行き切った」感がある。しかしまだまだ終わらない! 最近発売されたローソン新商品が、 “マリトッツォ熱” をアツくしているのだ!
「おやつコッペ リッチミルク」(税別211円)は厳密にいえばマリトッツォではないかもしれない。が! パンにたっぷりの生クリームをサンドしているその姿はまるでマリトッツォのよう。これがかなり人気を呼んでいるのだ。
・ローソンのおやつコッペ
ブームは以前よりも落ち着いてきているようだが、コンビニ各社はマリトッツォの販売を続けており新商品まで投入してきている。なかでもローソンはマリトッツォに積極的で、「澄(すみ)ふわマリトッツォ」(税込260円)を2021年8月に投入。
そして先日(9月21日)おやつコッペの販売をスタートした。これが発売直後からSNSで注目を集めて、品切れの店舗もあるのだとか。幸い、私(佐藤)は近所のお店であっさり発見することができた。
・田島のたっぷリッチコッペ?
よく見るとこの形、そしてたっぷりのクリーム。どこかで見たことあるような……。
パンの田島の「たっぷリッチコッペ」にそっくり!
田島インスパイア系か!?
とにかくその味をたしかめてみよう。
・形がイイ!
袋から取り出すと、目に入ってくるのはたっぷりのクリーム! 視覚的なインパクトはかなりデカい。甘いパンを愛する人にとって、見た目は納得のいくレベルではないだろうか。
半分にしてみると、底の方までクリームがぎっしりと詰まっている。うん! これは期待できる。クリームで舌が溺れる感覚を味わえるはず!
では頂きます。口の中に放り込むと生クリームが押し寄せてくる!! 丸形のマリトッツォは横からクリームがこぼれる危険性があるのに対して、コレは縦長コッペパンだから口にすっぽりと収まってこぼれない。しかも舌がダイレクトにクリームをとらえる。
なるほど! 食感を楽しませるために、コッペパンを採用したんだな! 多分……。
クリームの量・甘さ・食べやすさの3点においてはグッドだ。しかし価格の面では、もうひと頑張り欲しかった。というのはあえて田島と比較した場合、田島のたっぷリッチは税別180円。こちらは税別221円だ。出来立てを提供する田島の方が安いとなると、この商品はちょっと高く感じてしまうかなあ……。
そのあたり全国各地で買える強みも関係するのかもしれないが、いずれにしてもマリトッツォブームはまだ終わらない。これから登場するであろう新しいマリトッツォに期待しよう!