人生で最も高い買い物といえば「家」であろう。私もいつかは家が欲しい。一国一城の主になりたい……なんて思っていたその時! 同僚のYoshioが声高らかにこう言った。
「羽鳥さん、やっと買えたよ〜\(^o^)/」
この流れで「買えたよ」ということは、ドラクエ3でもエアマックス95でもプレステ5でもなく “家” である。前々から狙いを定めていた “あの家” を、ついに我々は手中に収めたのだ。
そう、土地付き100万円の一軒家を──!!!!
・100万円の家までの道
どのようにして100万円の家を発見したのかについては非常に複雑なので詳細は割愛するが、超ざっくり説明するなら以下の通り。
①Yoshioが「安い家が欲しい」とつぶやく → ②同僚カワラノが、とある地方の役場の人を紹介 → ③役場の人「そういえば売りに出そうな家があったな……」 → ④オーナー「100万円でいいよ〜!」……てな感じ。
正確には、これに加えて不動産屋さんなども絡んでくるが、つまるところ “人づてからの人づてからの人づて” だ。ちなみに、この話が舞い込んできてから契約完了までに約半年の月日がかかった。Yoshioさん、お疲れ様です!
・100万円の家のスペック
さて、我々ロケットニュース24が購入した土地付き一戸建てのスペックを紹介しよう。土地の面積は353平米(106.7坪)で、建物の面積は1Fと2F合わせて131平米(39.6坪)。大正時代に建てられたそうなので築86〜100年てな具合。
そして気になる価格は、土地が90万円の建物が10万円。あわせて100万円というわけだ。なお、場所については秘密だが、埼玉県とだけ言っておこう。空気が綺麗な、自然あふれる良い場所である。
そんな100万円の家の詳しい様子は次ページにて膨大な写真と共に紹介しようと思っているが、
めちゃ広!
川つき!
橋つき!
滝行もできる!!
……と最高すぎる環境である一方、
家の周辺ならびに家の中はけっこうスゴイことになっていたりも……。はたして「土地付き100万円の家」の室内は、どんな状況になっているのか? 少しだけ閲覧注意! 気になる人はヘルメットをかぶりつつ、次ページへGOGO!!
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼ヘルメットをかぶって向かった先は……
▼橋のある家
▼近づくと……
▼窓ガラスが割れている
▼そのまま進むと
▼玄関あたりの屋根は倒壊している
▼そして中に入ると……
▼土間の玄関
▼リビングはメチャクチャ広い!
▼まずは2階から見ていこう
▼1階の白色は、あと塗りのようだ
▼ものすごくいい感じ
▼非常にカッコイイ
▼しかも広い
▼このアンティークな引き戸なんて最高
▼赤塚不二夫先生の絵のシールが貼ってあった
▼この梁(はり)も最高にカッコイイ
▼すきま風防止のためか、新聞紙が挟まっていた
▼引き出してみると、1996年の朝日新聞だった
▼ちなみにこの奥にも部屋があるが
▼天井が抜け落ちていた
▼なお、足元に散らばるモノはすべて虫(ほぼカメムシ)の死骸、もしくは小動物のフンである
▼1Fに戻ろう
▼めちゃめちゃ広い
▼本当に広い
▼ほりごたつがあったりも
▼しょっぱな、窓ガラスが割れていた部屋。梁がカッコイイ
▼謎の構造の窓。障子の外側はすぐに雨戸
▼残念ながらここも天井が抜け落ちている
▼水場へ向かう廊下は広い
▼このあたり、ものすごくバイオハザードっぽい
▼キッチンを抜けると……
▼わかりにくい写真だが、トイレと冷蔵庫スペースがある
▼完全にバイオハザード
▼そしてお風呂があって……家の中は以上!
▼家の裏はいい感じだが……
▼倒壊現場は、まるで地面が歪んだトリックアートのよう
▼ラピュタっぽいといえばラピュタっぽい
▼朽ち果てているが、物置き小屋もある
▼お宝が眠っているかも?
▼このあたりの瓦礫を片付けないと思うように動けない
▼また別の物置き小屋があった。これも我々のモノである
▼……と、家のまわりはジャングルだが、
▼この橋の下には……
▼なんと……
▼川が流れているのだ!
▼夏場なんて最高!
▼水遊びし放題!
▼さらにその奥には滝があるから……
▼滝行しほうだい!
▼滝行しほうだい!!
▼滝行のできる家、100万円にて購入!
──てな感じで、これから少しずつ、片付けては直して片付けては直して……を繰り返し、オシャレな「ロケット別荘」を作り上げていく予定である。まずは倒壊部分の撤去かなぁ……。がんばるぞ〜! 乞うご期待!!٩( ‘ω’ )و
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼あらためて動画もあるよ〜♪
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