ゲームセンターへ行くと、ピンクや紫などきらびやかな装飾に飾られた派手なUFOキャッチャーを見かけることがあるだろう。
一般的にUFOキャッチャーの景品はぬいぐるみやお菓子など子供から大人まで嬉しいポップなアイテムが多いが、今回は一味違う、静岡県伊豆の国市で見つけた渋すぎるUFOキャッチャーをご紹介したい。
・This 伊豆 しいたけキャッチャー
そのUFOキャッチャーは『道の駅 伊豆のへそ』の中にある産直ショップ、『伊豆・村の駅 伊豆のへそ店』にある。
店舗に入ってすぐ出迎えてくれるのは……
しいたけ!
伊豆の気候はしいたけの生産に適しているのだそうで、プリプリの肉厚しいたけが特産品だ。そしてそのまま視線を左へ移せば……
こちらがお目当てのUFOキャッチャーだ!
なになに、「This 伊豆(is)しいたけキャッチャー」とな。
……って、
\ダジャレか――――い!!!!!!/
・景品はしいたけを使ったお土産品
全体的に渋すぎる色使いのUFOキャッチャーを覗くと、中にはたくさんのしいたけが転がっている。よく見ればこれらは本物のしいたけではなく、しいたけの形をしたレプリカのようだ。
というのも、この通り。レプリカをキャッチできたら、スープや炊き込みご飯の素などのお土産品と交換をしてくれるのだそうだ。
本物そっくりなレプリカはこのまま持って帰りたくなる可愛さだが、残念ながらもらうことはできない。
・さっそくトライだ!
お金を入れてゲームスタート! 久しぶりのUFOキャッチャーなのでドキドキする。
まずは左右の位置を決めて
次に奥行きの調整。
さぁ、どうなるか⁉
あっ……
ああああああーーーーー!!
残念ながらゲットすることができなかった。というか、コレってかなり難易度高くない? 本当にゲットできるの……?
・ゲットの秘訣を聞いてみた
気になったので道の駅伊豆のへそへ問い合わせをしてみた。
担当の方によれば、「レプリカのしいたけが少し重たいので、両側を持ち上げるのではなくかさの部分を片方だけひっかけてスライドするようにして落とすのがコツ」ということ。
つまり、
こんな感じで取り出し口の近くにあるしいたけを狙うと良いのかもしれない。
そういえば以前のUFOキャッチャー企画でも、掴むだけではなくアームで押す・ズラすなどのテクニックが必要という情報があったではないか。
しいたけを丸ごと持ち上げようなんて素人の考え。筆者の頭が硬かったようだ。
・作ったきっかけ
なお広報の方のお話によると、しいたけキャッチャーを作ったきっかけは
「伊豆の名産品はしいたけ、ということを幅広い年代の方に知っていただきたく、楽しみながら商品をゲットできる“しいたけキャッチャー”に目を付けました」とのこと。
店舗に入ってすぐの場所に置いてあるしいたけキャッチャーはインパクト大。訪れた方は「伊豆と言えばしいたけ」と強い記憶ができることだろう。現に筆者も二度と忘れられない気がしている。
しいたけキャッチャーは伊豆村の駅本店にも置いてあり、伊豆への道中に遊ぶにはバッチリの布陣だ。是非挑戦してしいたけ食品をゲットしてほしい!
参考リンク:道の駅伊豆のへそ
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
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▼店内はしいたけであふれている。
▼実際伊豆産のしいたけは本当においしい。筆者のおすすめ商品はこちらの乾燥しいたけの粉。味噌汁や煮物に入れると旨味がアップするぞ!
▼道の駅伊豆のへその中には「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」というカフェもあり、こちらもかなりオススメだ。
▼筆者は果汁たっぷり、可愛すぎる苺ソフトをいただいた。
▼道の駅伊豆のへそ 担当の方のおすすめは新商品のボンボンカヌレゼリーヨーグルトとのことだ。なるほど、ビックリするほど映えるな……!