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【ガチ連載】初心者が作る「週刊デアゴスヌーピー」第22号:想像の斜め上を行く新たな悪魔の登場編

2021年6月18日

ピーナッツ! 例年より遅い梅雨入りとなった関東甲信地方。この記事を書いている今も外は雨……なんだけど、本連載「週刊デアゴスヌーピー」にはまったく関係、ぬ! 今日も今日とて粛々とデアゴスティーニをデアゴるだけである。

さて、この連載最大の敵と言えば、ひたすら細かい作業を要求してくる「花シート」と「葉シート」、そしてひたすら長い時間拘束してくる「草パウダー」のデアゴ3人衆であることは間違いないが、本日……なんとそこへ新たな悪魔が加わることになった。

しかも、我々の想像の斜め上を行く形で……!

・第22号の中身

前号と同様「初登場シーン」ボックスの作業が続くかと思いきや、この第22号はこれまでとは大きく雰囲気が異なるためどうか驚かないでほしい。それでは順番にご紹介しよう。


まずは床板。

いやどこがやねん! こいつ毎回いるじゃん!! とブチギレるのはまだ早いぞ。床板に続いて出てきたのは以下の面々だ。


海面シート!


地面!!


そしてビーチチェア!!!

そう、完全に海である。あとは毎号必ず入っているピーナッツのキャラクターフィギュアだが、今回はサングラス姿のウッドストック……


うわ小っさ!

これは、落としたら永久に出てこないヤツ……! と震えながらも、手順に従いさっそく作っていきたい。まずは海面シートの裏に瞬間接着剤をつけ、地面のくぼみに合わせて貼り付ける。すると……


あっという間に砂浜が完成だ。

お次は、つまようじを約2cmに切ったものを3本用意する。この時、先端2mmもそれぞれカットしておくのを忘れずに。ふむふむ。

続いて切ったようじを……ん? 地面の穴に差し込む……? それも接着せずに? この時、私(あひるねこ)はものすごく嫌な予感がした。もしかするとこれから何か恐ろしいことが始まってしまうのではないか。そう、悪夢にも似た恐ろしいナニカが……。

・ヤバイ空気

そしてその予感は、残念ながら見事的中することになる。デアゴスティーニが満を持して投入してきた新たな悪魔。それは……


なんと砂……!

パウダーではない。ガチ砂である。花シート、葉シート、草パウダーときて、まさかのガチ砂。そ、そう来たか……! ここのところすっかり植物に慣れきってしまっていたため、このパターンは考えていなかったぞ。

それにしても、砂浜っぽい質感のパーツを使うだけでは絶対に許してくれないあたり、さすがデアゴスティーニ軍曹である。しかも半分は次回用に残しておけとのこと。まだ使うんかい!

・いつもの作業

砂を接着するため、草パウダーの時同様これから地面に木工用ボンドを塗っていく。小さじ4分の1程度のボンドに、中性洗剤を2~3滴入れてよく混ぜたら……


筆で砂浜部分によく塗る。


砂を少量ずつ、指先で もみほぐしながらまいたら……


やっぱり数時間放置。

・恒例

おい、またかよ……! まあ草パウダーの時の「半日から1日放置」と比べたらまだマシか。ちなみに完全に砂で覆うのではなく、地面の模様が少し見える程度にまくといいらしいぞ。その後、ボンドが乾いたら軽く払って余分な砂を落とす。


ようじを抜いて、そこにビーチチェアを差し込み……


ウッディを接着剤で固定したら……完成である!

・期待以上の出来

マジかよ、めっちゃエエ感じやん! 特に砂浜は砂をまいたことで一気にリアルになった気がする。ジオラマ感が増したというか、これまで以上に少年心をくすぐられる仕上がりとあいなった。ウッドストックも実に気持ち良さそうだ。

最初に砂が入った袋を見た時は「公園にでもまいてやろうか」と思ったものだが、いざ実際に作ってみると、草パウダーより全然ラクチンだわ見栄えもイイわで熱い手のひら返しをせざるを得ない。

特に花シートと葉シートのバカ野郎共には、砂の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいである。お前らも見習え……! 砂の物分かりの良さを……!!

・砂は良い子

まあ砂は砂なので掃除は大変だが、こんなにいい感じに仕上がるなら大歓迎だ。これは次回の作業も俄然楽しみになってきたぞ! というワケで、かつてなく晴れやかな気持ちのまま今週はここまで。来週もお楽しみに。ピーナッツ!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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