競馬、そしてウマ娘ファンのみなさん、GW(ゴルシウィーク)はいかがだっただろうか。マニーとジュエルが補充できたはいいが、新ガチャにスマートファルコンが登場したことで吹き飛んだ……ついでにハルウララの存在も吹き飛んだトレーナーさんは決して少なくないはず。
次のダート馬は何が来るんだろうというのはさておき、リアル競馬は今週もG1だ。2021年5月9日に東京競馬場で開催されるのはNHKマイルカップ。かつてエルコンドルパサーやシーキングザパールといったウマ娘が勝ったレースで、3歳短距離界の頂点に立つのは一体どの馬なのか。
・人気薄が好走しがち
ウマ娘馬券の話へと入る前に少しだけレース傾向について触れておこう。NHKマイルカップは比較的歴史の浅いレースなのだが、特徴はズバリ荒れがちなことだ。なにせここ10年で3連単10万円オーバーの払い戻しが7発!
何なら2013年には123万5600円の特大配当も出ている荒れっぷりなのである。戦績が少なく実力を判断しにくいからか、人気薄が好走するのもしばしば。1番人気がとにかく期待を裏切り、キッチリと人気に応えたのは2016年のメジャーエンブレムまで さかのぼることになる。
ちなみに現状、1番人気が予想されるのは朝日杯FSをレコード勝ちしたグレナディアガーズ。ウマ娘の血を引いていないため、ウマ娘の名前が血統に入った競走馬を絡める「ウマ娘馬券」にはプラス材料だ。ということで本題へいこう!
・ウマ娘の血を引く競走馬
今回のウマ娘血統はそれなりに期待できるから俄然やる気が出る。出走予定のウマ娘の子孫たちは全部で6頭。中でも筆頭格はアーリントンカップを勝ったホウオウアマゾンだ。母父に目を向けると……
アグネスタキオンの名前がある。また、前哨戦を勝った馬の中にはファルコンSでグレナディアガーズを負かしたルークズネストがいて期待できる。同馬は父・モーリスなので父方に……
グラスワンダーの血を引いていることになる。それからシンザン記念でそのルークズネストに勝ったピクシーナイト(アーリントンカップは4着)も同じく父・モーリス。それに加えて母方に……
「勝つのは当然よ! なぜなら私がキングヘイローだから!」でおなじみキングヘイローのお嬢。さらには……
サクラバクシンオーの血も入っているからウマ娘ファン的には激推しの1頭となることだろう(大外枠だけど)。他にもソングラインは母父に……
またまたアグネスタキオン。ちょっと人気薄になるかもしれないけど、シティレインボーは父・エピファネイアだから……
スペシャルウィーク、そして……
マルゼンスキーが先祖にいることになるし、その母父は……
フジキセキとなかなかウマ娘の血が濃い。そのほか、OP戦のアネモネSを勝ったアナザーリリックも見逃せない。
父のリオンディーズはエピファネイアの半弟。すなわちスペシャルウィークとマルゼンスキーの血を引いているし、母の父はサクラバクシンオーだからウマ娘ファン的には推さずにいられない1頭だ。
・馬券予想
以上がウマ娘血統の6頭である。個人的にはこれらの中からつまんで、ニュージーランドトロフィーで強い勝ち方をして逃げが板についてきたバスラットレオン、あとはグレナディアガーズをどうするかギリギリまで悩みたい。
なんだかんだNHKマイルカップらしい配当になるのではないかと予想しているため、ある程度の冒険はするつもりだが結果は果たして。目指すはウマ娘馬券から高配当を狙いうち! ウララ〜ウララ〜ハルウララ〜!!
執筆:原田たかし
Photo:© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会、(C) Cygames, Inc.
ScreenShot:ウマ娘(iOS)