2021年3月12日から全国のミスタードーナツにて、「祇園辻利」とコラボした期間限定・数量限定な新作ドーナツ5種の販売が始まった。「misdo meets 祇園辻利 第一弾 咲く抹茶」ということで、今回は桜と抹茶がテーマなもよう。
毎回好評で注目度の高いミスドと祇園辻利のコラボドーナツ。今回はどのような仕上がりになっているのか楽しみな方も多いのでは。さっそく全種ゲットしてきたので、どんな感じかお見せするぞ!
・桜色
ドーナツそのものの前に、まずはコラボ恒例の、セットでテイクアウトすると先着で貰えるオリジナル紙袋から。今回は白と抹茶色の落ち着いたデザインだ。
新作5種類のうち「桜もちっと」系の3種は、ドーナツ自体も桜色と抹茶色の箱に入って売られている。
・桜もちっとドーナツ 桜あん風
それではいよいよドーナツを見ていこう。まずは「桜もちっとドーナツ 桜あん風(税抜き180円)」から。
箱を開けると出てくるのは、全体的に桜色で、宇治抹茶チョコの緑がワンポイントな何ともかわいらしいドーナツ。
ホワイトチョコの上から、さらに桜あん のグレーズで覆っているもよう。
生地の断面も桜色。華やかだ。
食べてみると、生地はモチモチ食感で、ほんのりと桜フレーバーが香り立つ。そしてやってくる表面のホワイトチョコと桜あん の甘さとフレーバー。なんとも和で春な味わい。
・桜もちっとドーナツ 宇治抹茶ホイップ
続いては「桜もちっとドーナツ 宇治抹茶ホイップ(税抜き180円)」。一部をホワイトチョコでコーティングし、そこに桜色のあられ がトッピングされている。そして中には……
宇治抹茶ホイップをサンド。
「桜あん風」と比較すると、宇治抹茶ホイップの分だけこちらの方が甘め。また、生地の桜フレーバーとクリームの抹茶フレーバーが共にしっかりと感じられるため、種類の違う甘さを同時に堪能できる。一部にトッピングされている あられの食感が、生地のモチモチと対極的でイイ感じ。
・桜もちっとドーナツ 宇治抹茶チョコ
桜もちっとシリーズ最後のドーナツは「桜もちっとドーナツ 宇治抹茶チョコ(税抜き180円)」。今度は抹茶色を全面に出し、ホワイトチョコと桜色のあられ のトッピングが映える。先ほどから、見た目の華やかさがまるで春のファッションショー。ミスドコレクション2021スプリング。
こちらは中に何も仕掛けは無く、他と同じ桜フレーバーなモチモチ生地となっている。
表面の抹茶チョコによる抹茶フレーバーは、先ほどの抹茶ホイップと比べるとやや控えめか。しかし抹茶のビター感はこちらの方が感じられる気がする。あられ が全体にトッピングされていることで、食感面での楽しさは3種の中でぶっちぎりだ。
・わらびもち桜あん&宇治抹茶ホイップ
続いて紹介するのは「わらびもち」系の2種。まずは「わらびもち桜あん&宇治抹茶ホイップ(税抜き200円)」からいこう。外見的特徴はホワイトチョコだけだが……
中身がスゴい。桜あん と、宇治抹茶ホイップ。その中心に鎮座するのは、まさかの わらび餅。これは新しい。ドーナツの進化を目の当たりにしているようだ。
食べてみると、わらび餅の効果は伊達じゃなかった。モチモチ食感の生地とわらび餅のプルンプルンで口の中がモチプル状態。開かれる新しいドーナツの世界。
・わらびもち桜&宇治抹茶ホイップ
最後は「わらびもち桜&宇治抹茶ホイップ(税抜き200円)」。宇治抹茶チョコによって一部コーティングされているのが外見上の特徴。
そして中には わらび餅。「わらびもち桜あん&宇治抹茶ホイップ」との違いは、あちらが「桜あん」だったのに対し、こちらは「桜ホイップ」なところ。
味の根幹を成すのは桜と宇治抹茶なため、両者とも似たような傾向の味ではあるが、食感が若干違うように感じた。こちらの具はわらび餅とホイップクリームなため、桜あん よりもフワフワしている気がする。
あんこ のコシの有無によって生じる差だろうか。モチモチの生地の奥から桜味と抹茶味のフワフワがやってきて、最後に現れるプルプルなわらび餅。どちらも甲乙つけがたいハッピーな食感と美味しさだ。
ということで一気に5種レビューしてきたが、どれも春らしい外見や味わいだった。販売期間は4月中旬までを予定しているそうだが、公式HPによると順次販売終了予定とのこと。毎度のことながら、競争率は高いと思われる。食べたい方は、期間中になるべく早い時間帯にお店に行くことをおススメするぞ!
参考リンク:ミスタードーナツ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.