ロケットニュース24

ケニアに中国人が持ってきた新年の祝い方 / カンバ通信:第59回

2021年1月26日

ジャンボ〜! スマホの中の写真を整理してたらハッピーニューイヤー的な写真があった。もう今月は終わりそうだけど、ネタになりそうな写真なので駆け足で書いちゃうね。何かというと、花火だよ。ここ何年からだろうね。新年を花火で祝うようになったのは。

オレの知る限り、昔は「新年を花火で祝う」なんて文化は、ケニアになかった。大晦日から正月になる瞬間は、みんなで座って「新年の歌」を歌うくらいだった。でも、中国人がケニアに来るようになって、新年を花火で祝っていたから、オレたちケニア人も、それをマネするようになったんだ。

とはいえ、花火で祝うのは全員じゃない。ごく一部の、それも、オレを含む「新しいもの好きなケニア人」だけがやっている印象かな〜。でも、ケニアに住む中国人は100%やっている(断言)。

花火は、中国の商品が売っている「中国ショップ」か、インド人から手に入れる。だいたい10本で100ケニアシリング(約94円)て感じかな。んで、ハッピーニューイヤーって時になったら、花火に火をつけて、窓の外に出して祝うんだ。

これは綺麗だからオレたちケニア人もマネしているけど、ものすごい音がする「爆竹」は中国人だけがやってるね。あれはケニア人はマネしないかなぁ。だって今まで座って歌を歌っていたくらいだから。ちょっとビックリしちゃうよね。「銃声!?」って。では、クワヘリ!

Report:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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