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ドムドムバーガー待望の新作『明太厚焼きたまごバーガー』が意表をつくウマさ! 個人的には『丸ごとカニバーガー』をしのぐ完成度

2021年1月25日

あなたはもうドムドムハンバーガーの『丸ごと!! カニバーガー』を食べただろうか? 元々は期間限定メニューだったのだが、あまりに人気なため2021年2月末まで販売延長が決定したほどの人気商品だ! 未体験の方はダマされたと思って1度は食べてみてほしい。激ウマです。

さて、そんなドムドムから待望の新作バーガーが発売された。その名も『明太厚焼きたまごバーガー』! 名前からしてメチャメチャ “和風” なフンイキがしまくりだが、その味は? 

・○○○のリニューアル版

あらためて、今回の『明太厚焼きたまごバーガー』が発売されたのは2021年1月23日。価格は税込み400円だ。さっそく最寄りの「浅草 花やしき店」へ行ってみると、ポスターを発見。「ん? なんだか見たことのあるビジュアルだな」……思ったら、次のように記されていた。

「大人気『厚焼きたまごバーガー』のニューバリエーション!」──と。なるほど!

どうやら2017年12月1日に発売された『厚焼きたまごバーガー』が3年あまりの時を経てアレンジされた商品ということらしい。

実際に今回の『明太厚焼きたまごバーガー』を買って手に持ってみると、見た目は先代とほぼほぼ同じ。というか、同じ。


だがしかし! 上のバンズをめくってみると……


どかっと鎮座した「厚焼きたまご」の上に「明太ソース」と「大葉」がトッピングされている。おお~美味しそう! なのだが……ぶっちゃけ「パンチが弱そう」というのが第一印象。

そして最大の懸念は「そんな和風な具材がバンズに合うの?」という疑問。


・半分に切ってみたら

ということで さっそく実食……と、その前にまずは半分に切ってみよう。すると……アッーーーーー!!!!

厚焼きたまごの下にマヨネーズがあるじゃあないかッ!! 

「卵」と「マヨネーズ」が超絶に合うことは周知の事実。そこに「明太ソース」と「大葉」をプラスしたらアナタ、そんなのもう……絶対うまいヤツだろう! というかドムドムさん、マヨネーズが入っていることはもっと訴求した方がイイと思いまっす!


・食べてみた

ということで今度こそ食べてみると……はい、うっまいです。正直だいぶナメてたので意表をつかれたが、コイツはうっまい。 ダシがきいた ふわっふわの厚焼きたまご、ちょいとピリ辛でプチプチと “粒感” の残る明太ソース、そして大葉の爽やかな香りが最高! あと、マヨネーズがかなり優秀。まとめ役としてイイ仕事をしている。

さらに、なにか得体のしれない香ばしさも感じるのだが……なんだろう? コレは……もしや?


・意外ッ! それは「バンズ」ッ!

香ばしさを感じるような肉類はこのバーガーには入っていない。であるならば、この香ばしさの正体は「バンズ」だろうか。といってもこのバンズ、特に変わったものを使っているワケではなさそうだ。

コレは推測だが、おそらく「厚焼きたまご」や「明太ソース」といった優しい味わいの具材が、バンズのポテンシャル(香ばしさ)を最大限に引き出しているのではなかろうか。

逆にいえば、濃い味付けがされた「ビーフパティ」や「チキン」を使った一般的なバーガーは常日頃からバンズの香ばしさを殺しているということなのだろう(推測だが)。

そういう意味では、冒頭で紹介した「丸ごとカニバーガー」はかなり濃い味付けなのでバンズの香ばしさを完全に抹殺しにいっているのだが、あの絶品ソフトシェルクラブを前にしたらバンズもひれ伏すしかない。バンズなんか、どうでもいいのだ。というかバンズあったっけ? 


・完成度、高し

話がそれてしまったが、ようするにバンズにも “輝ける場所” と “輝けない場所” があって、今回食べた『明太厚焼きたまごバーガー(400円)』は完全に前者の方。そして そんな西洋由来のバンズは “和風な具材” との相性が意外にもバツグンだったのだ。

価格・おいしさ・満足度・リピート率など総合的な完成度でみると、個人的には『丸ごとカニバーガー(900円)』すら上回っているように思う。気になった方は、最寄りの店でドムって(食べて)みてくれ!

参考リンク:明太厚焼きたまごバーガー
Report:ショーン
Photo:RocketNews24.
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