2021年1月20日、ついにスシローで『GoTo超スシロー第四弾』が開始された。週ごとに、特ネタ大トロ、特大ジャンボ貝柱、九州産うなぎが100円(都市型店舗は120円)に値引きされることが告知されていたこのキャンペーン。まずは、24日まで特ネタ大トロが100円となる。
この時点ですでに大勝利なのだが、値引きされるだけではなくキャンペーンネタも登場しているから神と言う他あるまい。そこで第四弾のキャンペーンネタ10種類を全部食べてみたぞ!
・ラインナップ
「国産ネタで日本を応援」と銘打たれた『GoTo超スシロー第四弾』。2月7日までの売切御免で、「生車えび(300円)」や「生ほっき貝(300円)」などの高級ネタから「天然インド鮪ねぎとろ(100円)」などの庶民的価格帯までバラエティー豊かなラインナップとなっている。
まず、食べる前に個人的に注目したネタを挙げておくと、「極上のどぐろの炙り(300円)」は気になるところ。のどぐろは普段あまりスシローのレギュラーラインナップに入ることがないネタだからだ。
・リピートするかどうか
パッと見、惹かれる皿が高級皿なのは「さすが」と言うべきか。正直、スシローは値段のつけかたがウマイと思う。どのネタも「これくらいならいいかな」という納得の価格をつけてくるのだ。
しかし、本当にコスパの良さを感じたネタというのは1度の満足ではなくリピートするもの。今回のキャンペーンでは、全て食べた後、2皿目を注文したネタが3つあった。言わば、忖度なしのガチコスパネタ。それが以下であった。
・特ネタ大トロ
色んなネタがあると言っても、今回の特ネタ大トロはやっぱり強い。値引きに合わせて小さくなっているということもなく、いつものトロけるような大トロが100円になっているのだから。人によってはこれだけを頼み続ける人もいるかもしれないレベル。
・真かれい
かれいの旬は夏と言われているが、北海道においては、あかがれいの旬は冬、くろがれいの旬は3月中旬~4月下旬ごろとされるのだとか。そして、今回のキャンペーンのかれいは北海道産。そのためか、コリッとした歯切れの良さと別に、後を引く旨みを感じた。身も大きく、150円(都市型店舗は170円)なら安い。
・いわし天にぎり
個人的に、今回のラインナップで最も「食べるべき」と思うネタがいわし天にぎり。サクサクに揚げられた衣の奥からあふれ出すじゅわっと柔らかい身は激ウマである。
しかも、レギュラーラインナップの〆いわしよりも身が大きく、100円(都市型店舗は120円)という安さながら食べごたえは抜群。地味だが、スルーするには惜しい味だと思ったので、騙されたと思って一度食べてみて欲しい。
──以上である。ん? 食べる前に注目していた「極上のどぐろの炙り(300円)」や「生車エビ(300円)」はどうだったかって?
・300円台のネタについて
もちろんウマかった。「極上のどぐろの炙り」は脂の乗った身の風味が香ばしいし、「生車エビ」は、エビが大きいだけではなく、頭がパリパリに揚げられていてエビ味噌と共に食べられるのもナイスアイデア。
だが、これはスシローの高級皿のウマさと同じだ。来店したら一度は食べたいが、少々ハードルの高さを感じたのも事実。私のごとき庶民では、その日のうちにリピートするのはためらわれる。とは言え、味的には間違いなかったことはハッキリ追記しておきたい。
・変化していくキャンペーン
なお、繰り返すが特ネタ大トロの値引きは24日までなのでご注意を。25日からは特大ジャンボほたて貝柱が100円となり、2月1日から7日まで九州産うなぎが100円だ。
ちなみに、2月1日からはラインナップに「大切りびん長鮪赤身(300円)」「ぼたん海老(300円)」「金華さば(150円)」も加わる模様。3週にわたってメニューが変化していくこのキャンペーン。まずは、今週日曜日までの特ネタ大トロ100円を逃すな!
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼紅ずわい蟹包み(100円)
▼天然インド鮪ねぎとろ(100円)
▼店内茹で真だこ(150円)
▼真いか(150円)