「福袋」と名乗りながらも、箱であったり封筒であったり、なんならただのセット販売だったり、もはや袋であることを放棄している商品も多い昨今の福袋業界。しかし奇抜さでいったら、やはりピカイチはイオンの「福カート」だろう。カートにのっているもの全~部で1つの商品だからな。
電車や徒歩では絶対に持ち帰れない、ヘビー級の内容なのでぜひご紹介したい。間違いなく今年の当サイトの福袋特集で最重量だと思う。来年の参考にしていただければ。
・イオンの「福カート」(税込1万1000円)
売り場にどーんと並ぶショッピングカート。お楽しみイベントの要素が強いのだろうが、筆者の訪れた店舗では事前予約はできず、しかも限定10セットと販売個数がかなり限られていた。カートの上下2段にのった商品が、これ全部で税抜1万円!
セット内容は以下のとおりだ。もうとにかく酒、酒、酒!
・アサヒ スーパードライ 350ml × 24缶
・サントリー ザ・プレミアム・モルツ 350ml × 6缶 × 2個
・サントリー -196℃ストロングゼロ ダブルレモン 350ml × 6缶 × 2個
・サントリー 角瓶 700ml
・オーストラリア産 ウルフブラス イエローラベル スパークリング ブリュット 750ml
・生活用品の入った福箱
・アサヒ スーパードライ
もうこれは説明不要だろう。缶ビールをどーんと1ケース! スーパードライなら人を選ばないのでは。
・サントリー ザ・プレミアム・モルツ
ご褒美ビールの代名詞、プレミアムモルツは6缶入りが2個なので合計12缶。太っ腹。
・サントリー -196℃ストロングゼロ ダブルレモン
サントリーのチューハイ、ストロングゼロ。こちらも6缶入りが2個なので合計12缶。
・サントリー 角瓶
ウイスキー党の方にはこちら。サントリーの角瓶700ml。
・オーストラリア産 ウルフブラス イエローラベル スパークリング ブリュット
ワインについてはまったく語れない筆者なので、イオンリカーのサイトから引用すると「クラシックな品種であるピノ・ノワルとシャルドネをブレンド。鮮やかで優雅な果実味と甘さのバランスが完璧にとれ、繊細な泡、滑らかなフィネスを持ち、余韻の長い後味と口中に広がる風味を持つワインです」とのこと。
参考までに、イオンリカーのワイン専門ネットショップ「AEON de WINE」では税込価格1958円。
・生活用品の入った福箱
以上がカート上段にのっていたアルコール飲料のセットで、これだけで「もう十分!」という内容なのだが、今年もカートの下段に「福箱」と書かれたダンボール箱がのっていた。さっそく開封してみよう。
内容は以下のとおり。福袋の性質上、同じ内容とは限らないことにご留意いただきたい。
ボックスティッシュ5個パックが2つ。
なぜか「非売品」とある上白糖。
日清キャノーラ油(400g)1本。どこの家でも調理油は必ず使うだろうから嬉しい。
ファブリーズ W除菌1本。これも使う。
さすがイオン、売れ筋を知り尽くしているのだろうが、誰でも使うだろう定番品が上手くチョイスされているように思う。
・全部で何点だ?
以上、えーと……9種12点! 数えるだけで「おなかいっぱい」な内容である。全部合わせたら相当な重さで、車に積み込むのも大変だった。気を抜くとうっかり腰を悪くするぞ。2人以上での買い物を推奨だ。
販売はイオンスタイルにて。専門店街と一緒になっているショッピングモール型の店舗では、食料品や酒類を売っているフロアだと考えてもらえばいい。
前述のとおり元旦の企画商品の要素が強く、売り切れ時点で終了と思われる。記事を読んでからの入手は難しいと思うので、来年以降の参考にしていただければ幸いである。
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
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