2020年12月16日から、スシローにて『GoTo 超スシロー PROJECT』の第二弾が始まった。第一弾については12月版の「2貫100円皿」高コスパネタ3選を紹介する記事にて、「超大切り!寒ブリ」が登場していたが、第二弾も見逃せない。

テーマは「贅沢ネタの限界に挑戦」だという。HPを見ると、とろ、あわび、フカヒレ、そして真鯛と、いかにも高級な食材がピックアップされている。はたしてどれほど限界ギリギリを攻めているのか、さっそく確かめてきたぞ!

・4種

本プロジェクトの他にも、スシローでは並行して期間限定商品や、別のテーマでの興味深い寿司を提供している。しかし、今回はHPにて最もビッグに紹介されていた4種の寿司を見ていこうと思う。なお、一部店舗では価格や品目が異なるそうだ。

ということで、まずは『気仙沼産フカヒレのにぎり』。1皿1貫で税抜き300円。


インパクトと素材の高級さが一番なのはこれではないだろうか? 回転寿司でフカヒレというのも珍しい気がする。さすがに値段は300円するが、それでもサイズと厚みからギリギリを攻めた感が伝わってくる。言うまでもなくウマい。


次は『倍とろ』。1皿1貫で税抜き100円。

定番と言えば定番だが、一目見てわかるそのデカさが嬉しい。シャリの倍に匹敵しようかという大きさ。脂身と赤身のバランスも良く、無限に食える。



『大切り生あわび』。1皿1貫で税抜き150円。


ぱっと見はやや小さく感じるかもしれない(他がデカい)が、コリッコリな食感で存在感はぶっちぎっている。150円でこれは嬉しい。さっぱりした味わいで、やはり無限に食べられる。あわびはその磯臭さが苦手という人もそれなりにいると思うが、かなり抑えられていて食べやすいぞ!

そして『超大切り!真鯛』。1皿2貫で税抜き150円。


真鯛は間違いなく高級なネタだ。しかしぶっちゃけて言えば、わりとどこの回転寿司でもそれなりにウマい真鯛の握りを食べられる昨今。真鯛と聞いても、今日においてインパクトはそこまで大きくないと思う。

しかし今回は超大切りということで、シャリを包み込むくらいのサイズのネタが乗った握りが150円で2貫。醤油無しにそのまま食べてもほんのり甘く、うま味を感じられて美味い。スシローの企業努力に感謝しかない。


・レジェンド

ということで、一瞬で4種食べてしまった。どれもかなりギリギリを攻めているのは明らかだろう。が……やはりぶっちぎっているのはこれしかない。


『倍とろ』パイセンだ。


『倍とろ』は中トロだが、スシローのメニューに他にマグロの中トロを使用したものは12月16日時点では無いため、比較対象は大トロか赤身になってしまう。

しかし部位が違う前提を加味しても、『倍とろ』が100円であることのヤバさは明らかだ。もちろん鮮度や質はどれも素晴らしいという点で一致しているが、値段に対しての寿司ネタのサイズが、上から見ても……


横から見ても、『倍とろ』はぶっちぎっている


上から見たサイズは300円の『得ネタ大とろ』と同じくらい。しかし、厚さはその名の通り倍くらい。『本鮪赤身』のネタなら、6枚分くらいに匹敵しそう。

ちなみに『倍とろ』は、過去にも創業祭などの期間限定で販売されてきたことがあるお馴染みのレアメニュー。ゆえにスシローファンからすれば今更かもしれないが……やはり『倍とろ』は凄い。レジェンドの帰還。

毎度のことながら、マジでこれ100円でええんか? と心配になる。再び『倍とろ』パイセンが現れる時を心待ちにしていた方も、きっと多いことだろう。

というわけで、「GoTo超スシロー第2弾」。最後は『倍とろ』についてばかり言及してしまったが、他のもギリギリを攻めた値段という点に間違いはないと感じる。

今なら、100円の『倍とろ』を主食に、フカヒレやあわびをおかずにつまむ的なブルジョアすぎるスタイルもリーズナブルに可能! どれも売り切れ次第終了とのことなので、この機会にぜひスシローにGoToしてみてくれ。

参照元:スシロー
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.