8月も終わり、夏も終わりつつあるから、もうゴキブリは出てこない……と油断していた皆さん、残念でした! ゴキブリ出現のピークは7月、8月は無論のこと、実は9月もシーズンまっただ中であるという。ゴキブリ駆除のプロに聞いたので間違いない。

ということで今回お伝えしたいテーマは、ずばりゴキブリ。ひょんなことから百戦錬磨のゴキブリ駆除のプロ『ゴキプロ』の保田(やすだ)店長が編集部のオフィスに来てくれたので、ゴキブリがいるかどうか確認してもらいつつ、いろんなことを聞いてみたぞ〜٩( ᐛ )و

・※しばらくモロな画像は出てこないので、ゴキブリ嫌いな人も安心してお読みください

まず編集部の会議室に入ったゴキプロの保田店長は、キッチン付近をキョロキョロし始めた。そして、「あれ?」とつぶやいたかと思うと、電光石火のスピードで……

キッチン棚の下に隠されていたゴキブリホイホイを発見。ちなみにコレ、誰が仕掛けたのかも、いつごろから置いてあるのかも、すべてが不明の謎ホイホイ。どうするのかと思いきや……


あまりにもショッキングな展開のため後半に続く!


そう、この先の展開、かなり衝撃的かつ精神的ショックもデカいと思うので、とりあえず先にゴキプロさんとの一問一答をお伝えしたい。ある程度のゴキブリ(虫)耐性がある人のみ、後半に進んでもらえればと思う。


ちなみに……


今回の取材に協力してくれたゴキプロさんは、生活関連のサービスを中心としたサービスに関する日本最大級のインターネット商店街『くらしのマーケット』に出店中。

同サイトには、ゴキブリ駆除以外にも、ハウスクリーニングや家事代行、家電の取り付けにリフォーム……などなど、200以上のカテゴリの出張・訪問サービスが網羅されており、累計出店登録店舗数は4万以上!

口コミや料金で比較し、オンライン予約することが可能なので、何か困ったことがあったら『くらしのマーケット』を要チェック! なお、ゴキプロさんへの予約や料金は「ゴキプロさんのページ」を参照のこと。


それでは、ゴキブリQ&A、行ってみよう!


【ゴキブリ駆除のプロに聞いてみた!】


Q:ゴキブリがよく出る時期(繁忙期)はいつですか?
A:だいたい4月中旬から増えてきて、7月8月9月がピークです。また、去年と今年は梅雨が長かったせいか、多い傾向にあります。


Q:ゴキブリがよく出る場所はどこですか?
A:地域で言うなら東京は多いです。家の中の場所ですと、だいたい水回りが多いですね。


Q:階によって出現する確率は変わりますか?
A:どの階にもいるといえばいますが、やはり1階、2階は多いです。3階になるとグッと減って、上に行くにしたがって減っていく傾向にあります。


Q:ゴキブリはどこからやってくるのですか?
A:いろんなところから……としか言いようがないですね。飛んでくるし、登ってくるし。靴の中に忍び込んで入ってくるなんてケースもあります。


Q:どんな対策をすれば良いですか?
A:とにかく侵入経路をふさぐことです。窓が空いていたら当然ながら入ってきますし。あとは清潔にしておくこと。


Q:どんな方法で駆除をするのですか?
A:現場や状況にもよりますが、「侵入経路を塞ぐ → 薬剤を噴霧」が基本の流れです。即効性のモノではなく、人体には影響のない遅効性(ちこうせい)のモノを使います。


Q:黒くてデカいやつ(クロゴキブリのオス)は、よく「外から来たやつ」と言われますが、そう判断しても大丈夫ですか?
A:はい。だいたいクロゴキブリは外からです。逆に、小さくて茶色いチャバネゴキブリは住み着いている可能性が高いです。


Q:当編集部では、2年に1回くらいデカいクロゴキブリが出現するのですが、それについてはどう判断されますか?
A:話を聞けば、よく窓を開けているとのことですし、そもそも窓に網戸もない。場所的にも繁華街ですし、これではクロゴキブリが入ってきて当然です。2年に1度くらいなら、致し方ないとは思います。


Q:よく言われる「1匹見たら100匹いると思え」は本当ですか?
A:チャバネゴキブリならあり得ます。


Q:今までで一番ヤバかった現場ってどんな感じでしたか?
A:チャバネゴキブリが1000匹以上いるような家がありました。お店とかではなく、普通の家です。どんどん増えてしまったのでしょうね。


Q:もしも家にチャバネゴキブリがいたらどう判断・対処すべきですか?
A:チャバネゴキブリは、放っておいたらどんどん繁殖します。それこそ1000匹いた家のようになる可能性もゼロではないです。チャバネゴキブリの場合は、プロに相談したほうが良いかと思います。


Q:プロに相談する際、気をつけるべきことはありますか?
A:可能であれば、ゴキブリを駆除した時、死骸を取っておいてもらえると助かります。言葉や記憶だけの証言や、写真での状況伝聞だと、どうしてもズレが生じます。ズレたまま作業しても意味がない。しかし死骸を見れば、プロなら何をどうするべきか的確に判断できるので。


──とにもかくにも、デカくて黒い「クロ」はさておき、小さくて茶色い「チャバネ」が出たら危険信号。編集部の会議室に放置されていたゴキブリホイホイの中には、一体何が入っていたのだろうか……?

その答えは、クロでもないし、チャバネでもない。ゴキプロ保田店長でさえ「こんなケースは初めて」とビックリ仰天の、まさかの生き物が捕らえられていたのである! 耐性のある人だけ、次ページへGO!


参考リンク:くらしのマーケットゴキプロ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24