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【新台】『パチスロ壇蜜』を打ってみたら「ゲーセンとバクチの中間」くらいの優し〜い台だった

2020年7月25日

壇蜜が好きだ。壇蜜が自分より年上であるという事実が、私に生きる希望を与えてくれると言ってもいい。あえて親しみを込めて “壇ちゃん” と呼ばせていただくが、壇ちゃんが美しくいてくれる限り「私だって頑張ればまだイケる」と信じることができるのだ。

そんな壇ちゃんがパチスロ機とタイアップすると知ったとき、即座に「やりたい」と思った。こんな気持ちは久しぶりである。そういえばコロナ禍で海外旅行の無期限延期を余儀なくされてから、私は「何も楽しくない」と日々を投げやりに過ごしていたように思う。

その機種の名は『パチスロ言い訳はさせないわよ! by壇蜜』……言い訳もさせてくれないとは、さすが壇ちゃんだ。この1万円(自腹)は壇ちゃんと我が国の景気回復に捧げちゃいマス!

・15年ぶりの新台体験

依存症など様々な問題もあり、イメージが良いとは言い難いパチンコ・パチスロ業界。しかし客の多くはライトユーザーであり、なにも「金を儲けよう」とかいうつもりではない気がする。「最近いいことないし、ちょっとだけドキドキしたいな」くらいの感覚なのだ。

私も「盆と正月の運試し」としてプレイする程度の人物なのだが、近年 “プレイするのに知識と技術を要するパチスロ機” が増えてきたため足が遠のいてしまった。打ちどき、ヤメどき、演出など全てが難解だ。時代(とき)の流れについていけない……。

しかし、壇ちゃんはそんな言い訳などさせてくれないのだろう。店頭に貼られた彼女のポスターには「腕を磨いてきなさい」とのコワ〜イ表記がある。『パチスロ壇蜜』は一体どれほどの難易度だというのか……?


・簡単すぎて逆に不安

さて液晶画面で演出が視聴できることを期待していたが、無念にもそういう仕様ではなかった。ただし本体デザインはまさに “壇蜜づくし” 状態であり、ファンにはたまらないものがある。ややレトロな配色も雰囲気があってよい。

図柄も壇ちゃんらしくて超カワイイなァ。

ボーナス告知は左下の「CHANCE」ランプ点灯という、なんだか見覚えのあるスタイルだ。最近だと素人には「当たったかどうかも分からなかった」という台さえある中、これは親切極まりない。今のところ難しそうな要素が見当たらないが、とりあえずプレイ開始……すると……



速攻で光ったァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!


・パーフェクトな展開

開始2000円、約50回転であっさりBB(ビッグボーナス)を引いてしまった。ツイてるツイてる! おまけに7が3つ揃った瞬間、「ビッグボーナス♡」という壇ちゃんのナマ声が聞こえるというニクい演出も! このドキドキを味わえたうえ収支も現状プラスだなんて最高かよ!

調べたところ『パチスロ壇蜜』は「3」or「5」or「6」の3段階設定で、ボーナス割合は最低の「3」でも「1 / 110」。これは素人目にも驚くほど高い割合である。

その代わり払い出し枚数はBBで200枚。RB(レギュラーボーナス)なら80枚と、このタイプの台にしては少なめだ。本気のギャンブラーには物足りないのかもしれないが、私を含む「ボーナス確定時のドキドキが味わいたいだけ」というライト層にはむしろ有難いといえるだろう。


……とか言ってたらまた光っちゃった!


今度はRB……でも、いいんだ。壇ちゃんボイスで「まだまだこれからです」って励ましてくれるから、むしろ嬉しいんだ。


ムヒョー! 今度は8ゲームで光ったァァァ!!!!!


・ありがとう壇蜜

その後メダルはわずかな増減を繰り返し、プレイ開始1時間半できれいになくなった。投資額2000円でトータルBB1回、RB3回。「せめてもう1回BBだったら……」とか言い訳する気も起きない。私のような者にとってはパーフェクトすぎる試合展開だったと思う。

この台は少ない投資で少ない当たりという、いわばギャンブル性が低めの仕様だ。プレイ方法も単純明快。『言い訳はさせない』の意味するところは、おそらく「ここまで親切設計にしてるんだから負けても言い訳するなよ」ということなのではないか。

ほどよい金額でほどよい時間、ほどよいドキドキを楽しめて、おまけに壇ちゃん拝み放題。 “ゲーセン以上、バクチ未満” を求める層と壇蜜ファンにとっては、まさに神と言えるだろう。

今回私が聞くことのできた壇ちゃんボイスは5つだったが、さらに別のパターンも存在しているようだ。『パチスロ壇蜜』は現在のところ設置店舗が少なく、興味のある人は事前にリサーチしておいたほうがいい。個人的には今後のシリーズ化を熱望……!

参考リンク:パチスロ壇蜜 公式サイト
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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