ラテアート。言うまでもなく、カフェラテに描かれた絵のことを指す。人物やキャラクターを描いたものが多いのだが、それが建物だったら……。なくはないかもしれないけど、あまり見ることはないと思う。
ファッションブランド「GAP」の世界唯一のカフェでは、そんな建物を描いたラテアートを楽しむことができる。実はこちら、2020年6月1日、東京・新宿の「FLAGS」の店舗がリニューアルしたのに伴ってオープンしたカフェ。実際にそのGAP CAFEに行ってみると、GAP1号店のラテアートを提供していることを発見した。1号店を飲むの?
・4月から6月に延期
外出自粛で出かけられない間でも、世の中は少しずつ様変わりしている。このお店のリニューアルオープンも、変化の1つと言っていいだろう。なお、本来は2020年4月3日にリニューアルオープン予定だったのだが、6月1日に延期していたようだ。
お店に入ると、1階の売り場の半分、建物に入ってすぐのところがカフェになっていた。カフェでは、ドリンクのほかにクリスピークリームドーナツの販売を行っている。デニムカラーを再現したという「デニムブルーベリーベビチーノ」という商品が気になったのだが、それにも増して気になったのがラテアートだ。
ラテアートといえば、スチームしたミルクとエスプレッソの色のコントラストで描く絵。基本的には2色しか使えないので、それほど複雑な構成の絵を描くことは難しいはずなのだが、メニューを見たら気になるものが。
GAPのロゴマークはまあ分かるとして、「GAP 1 号店」ってどういうこと?
なんだか分かんないけど、とにかく頼んでみた。実物を見れば分かるだろう。
・1号店を飲む!
そうして出てきたのを見ると……
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ほう! ミルクの上に1号店がのっている!!
1号店ってこんな感じだったのか! まさかラテでその様子を知ることになるとは思わなかった。私(佐藤)は行ったこともない、サンフランシスコのGAPの創業当時に思いを馳せる。う~ん、心なしかアメリカの風を感じるぞ。
ちなみに、ラテアートといっても、全部を手で描く訳ではない。近頃は「ラテシート」なるものがあって、それをカフェラテに乗せるだけでラテアートになってしまうのだとか。
さて、実際に飲んでみたところ……
1号店の味がする……って、よく考えたら1号店の味、知らんかったわ(笑)。
なお、こちらのお店ではラテアートだけでなく購入商品のカスタマイズもできるとのこと。Tシャツやデニムに、刺繍・ワッペン・プリントを加えて、自分らしいアレンジを加えることが可能となっている。カスタマイズは15~30分、混雑状況によっては1時間程度かかるそうだ。
この夏は、GAPでカスタムしたオリジナルTシャツで過ごすのも良いかもしれないぞ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 GAP 新宿FLAGS店
住所 東京都新宿区新宿3-37-1 新宿フラッグス 1F/B1F
営業時間 11:00~22:00
定休日 なし(施設に準ずる)
追記(2020年6月17日):紹介しているラテアートは、ラテシートを使用したものではなく、リップルメーカーで泡に直接デザインを施したものです。お詫びして訂正いたします。
参照元:PR TIMES、GAP
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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