どこの家にでもあるであろう古くなった家電。特に電源ケーブルのゴムは劣化しやすく、火災の原因にもなりやすい。実際、私も経験者。古くなった家電の電源ケーブルから発火してテーブルが燃えてしまい、下手をすれば大惨事になっていたという経験がある。

あんな恐ろしい体験は誰にもして欲しくない……そこで、100均のアイテムだけで誰でも簡単にできる古くなった電源ケーブルの補修を提案するぞ!

・材料

今回使用するのは、ダイソーで買った「ゴムテープ」と「簡単コードチューブ」。お値段はもちろん100円だ。


では、以下から実際に補修の手順をご紹介する。


1. 乾いた布などで電源ケーブルのホコリを拭き取る

巻き込まないよう、電源ケーブルに付着しているホコリやゴミをさっと拭き取る。


2. 劣化している箇所にゴムテープを巻きつける

中身が剥き出しになっている部分は慎重に作業して、隙間がないように、そしてできるだけシワが入らないようにピンとはった状態で巻いていく。


今回のケーブルは全体的に痛んでいたので端から端まで巻いたが、劣化した箇所だけでもOK!


3. コードチューブを巻き付ける

ゴムテープだけでは心許ないので、電源ケーブルを保護するコードチューブを巻きつける。今回はスライドさせるだけで簡単に装着できる「簡単コードチューブ」を使用。

まずは付属のクリップに電源ケーブルを挟む。それからチューブの先端にクリップの突起部を差し込み、あとは引っ張るだけというお手軽さ。


実際にやってみると、最初は操作がいまいちわかりにくかったが……


慣れるとスライドさせるだけで簡単にコードチューブの中に電源ケーブルが収まっていく!




最後までスライドさせて補修完了! 所要時間は全部で15分ぐらい。どこでも手に入るアイテムで、ずっと気になっていた古くなった家電の電源ケーブルを補修することができた!


特筆すべきは「簡単コードチューブ」の簡単さ! その名に偽りなく、本当にスライドさせるだけで出来上がったのには驚いた。皆さんも気になっている古くなった家電の電源コードがあれば、早く補修することをお勧めするぞ。

Report:Kg
Photo:RocketNews24.

▼気がつかないうちに劣化するので要注意。