2020年1月28日、日本マクドナルドが禁断のメニューを発表した。なんと世界初のなる「ごはんバーガー」を夜マック限定で販売開始するというのだ。マックが……ごはんだと? やべえ、メッチャ気になる! というわけで『ごはんバーガー』の商品記者発表会に潜入してきたのでご報告しよう。
・構想5年で誕生
1月28日、都内某所で記者会見は行われた。ゲストには『ごはんバーガー』のCMに出演する「ナイツ」のお二人や、ラグビー日本代表・田中史朗選手が登場。さらには代表取締役副社長が直々に『ごはんバーガー』を猛烈アピールしていたから、どうやらマックは本気のようだ。
さて、まずは『ごはんバーガー』の概要を説明しよう。ごはんバーガーとは100%国産米で出来たバンズに具を挟んだライスバーガーのこと。メチャメチャ簡単に言うならば「モスライスバーガー」と思って間違いない。構想から足掛け5年、ついに完成したのが『ごはんバーガー』だという。
これまでは国内ライスバーガー市場のほぼ全てを「モスバーガー」が握っていたが、今後はマックとモスの “仁義なきライスバーガー戦争” の火ぶたが切って落とされることになる。果たして勝者はいったい……?
・夜マック限定発売
それはどうでもいいとして、今回発表された『ごはんバーガー』は3種類。
「ごはんてりやき」と……
「ごはんベーコンレタス」と……
「ごはんチキンフィレオ」である。
価格は「ごはんてりやき」が390円、「ごはんベーコンレタス」と「ごはんチキンフィレオ」がそれぞれ410円。冒頭でもお伝えした通り “夜マック” の時間帯、つまり17時からだけの限定販売となっている。
さてさてさて──。
マックから『ごはんバーガー』が発売されるには構わない。だが肝心なのはあくまで味……! 最近はすっかり影の薄いモスバーガーだが、モスライスバーガーが激ウマであることは変わりない。というわけで、ついでに試食会にも潜入し、世界で1番早く『ごはんバーガー』全種類を食べてみることにした。
・食べてみた
まず「ごはんてりやき」だが、個人的にはこれが1番ウマいと感じた次第だ。甘いテリヤキソース味ではなく、レモンソースがアクセントになっており、意外とバクバクいける。違和感があるどころか、ロングセラー商品級の風格があった。
そして「ごはんベーコンレタス」も意外と言っては失礼だが、非常に美味しかった。何より素晴らしいのは一体感があったこと。具もソースもバラバラではなく口の中に入るとそれぞれがきっちり機能していた。
最後の「ごはんチキンフィレオ」は、サクサクとした食感は良かったものの「ちょい一体感に欠けるかなぁ?」といった印象である。決して美味しくないワケではないが、てりやきとベーコンレタスの完成度が高かったため、やや見劣りした感は否めない。
総じて言うと、マクドナルド初のライスバーガーであるにもかかわらず『ごはんバーガー』の完成度は想像以上に高かった。モスバーガー大ピンチ! ……かどうかはさておき、マックの本気度をヒシヒシと感じた次第である。
『ごはんバーガー』は2月5日から5月中旬まで販売される予定だ。気になる人はぜひ夜マックで『ごはんバーガー』をご賞味いただきたい。
参考リンク:マクドナルド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼バズってたこのツイートも、そういうワケでした。
あぁー、、、お米たべたい
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) January 25, 2020