ロケットニュース24

【100均検証】ダイソーの500円「ブルートゥースイヤホン(マグネット式)」は “買い” なのか?

2020年1月28日

私の中でのスマホ用イヤホンは、もう完全に無線の「ブルートゥース(Bluetooth)」なのである。線が付いているだなんて ありえない。アップルの「AirPods」ばんざーい! ばんざーい!! AirPodsに関しては、心の底から買ってヨカッタと思っている。今でもなお。使うたびに。

では、ダイソーの「ブルートゥースイヤホン(マグネット式)」はどうなのか? 価格は500円と安価だが、果たしてこれは “買い” なのか?

先に答えを書いてしまおう。ずばり、「ブルートゥースイヤホン入門用としてならアリ」だ。500円だしね。しかし、1度でもブルートゥースイヤホンを使ったことのある人であれば、買う必要は一切ない。これが答えだ。


500円でブルートゥースイヤホンが買えるという状況は素晴らしいし、オドロキだ。


それなりに重厚なイヤホンも、とても500円とは思えない。


マグネット式なのでパチンとくっつくし……


リモコンも付いている。


装着感も悪くない。


電源ONして、スマホでBluetoothを検索したら……

すぐに出てきて、いとも簡単にペアリング。ここまでは素晴らしい。


だが、再生すると……


これは実際に聴く人(使う人)の感覚にもよるし、好み次第だとは思うが……



どうにもこうにも……


絶望的に音が “こもっている” のである。


今まで様々なブルートゥースイヤホンを使ってきた。それこそ20種類くらいは使ってきたと自負しているが、これほどまでに音がダメダメなブルートゥースイヤホンは人生初。厳しく言えば、「ダメなイヤホンをBluetooth仕様にしました」的な商品であり、二度と使いたくないイヤホンだ。

しかしながら、先にも書いたが入門用、「なるほど、Bluetoothってこういうモノなのか〜」と学ぶためなら、ギリのギリでアリである。Amazonで売っている謎の中国メーカーの商品に2000円くらい出して失敗するよりは、500円で「なるほど、安物とはこういうものなのか〜」と人生の厳しさを学んだほうが安上がりだ。

Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

モバイルバージョンを終了