3連休が終わったばかりだが、早くも次の連休の日程が気になってしまう今日この頃。直近だと「天皇誕生日」を含む2月22~24日に3連休が予定されているぞ。そう、いきなり去年と様子が異なるのだ。
実は2020年の「国民の祝日」は少々特殊なことになっていて、中には今年に限り日付が変更になっている祝日も存在するのである。ご存じだったかな? この件に関し、旅行サイト「エアトリ」が興味深い調査結果を発表したためお伝えしよう。
・2020年の連休模様
2019年の連休が9回だったのに対し、2020年は3連休以上が8回となっているため悪くはない年と言える。ただ、エアトリが10代から70代の男女1225名を対象に実施した調査結果を見る限り、日程に関して正しく把握している人は案外少ないようだ。
2020年はオリンピック・パラリンピックの影響で3つの祝日の日付が変更になっているのだが、このことを知っているのは全体で42.7%と過半数を割る結果となっている。かなり大きなトピックのように思えるが、意外にも世間には浸透しきっていないことが明らかになった形だ。
・日付が変わった祝日
では日程について細かく見ていこう。今年に限り日付が変更となるのは、「海の日」「スポーツの日」「山の日」の三つ。ちなみに今年から「体育の日」が「スポーツの日」に名称も変わっている。変更後の日付は以下の通りだ。
・海の日:7月の第3月曜日 → 7月23日(木)
・スポーツの日:10月の第2月曜日 → 7月24日(金)
・山の日:8月11日 → 8月10日(月)
注目は、10月から7月への特大ジャンプを決めてみせた「スポーツの日」である。これにより7月23日~26日の4連休が確定したワケだが、同時に看過できない事態も発生していることにお気付きだろうか。そう、この変更のせいで10月唯一の祝日が消滅してしまったのだ……!
・予期せぬ悲劇
な、何ィィィィィィイイイ! つまり今年は6月だけでなく、10月も土日以外は休みなしってこと? なんたる平日砂漠……! 個人的には4連休が新たに生まれるより、3連休がバランスよく散らばっている方が嬉しいのだけど……。
この日程変更はオリンピック・パラリンピックの円滑な準備、及び運営に資(し)するのが主な目的とされているが、先述の調査結果では「賛成」が34.9%、「反対」が19.8%、「どちらでもない」が45.3%と意見が分かれている状態だ。引き続き、世間の理解を求めていく必要があるとエアトリは解説している。
最後に、2020年の連休を以下にリスト化してみた。今年の予定を組む際の参考にしていただければ幸いだ。6月と10月が繰り出す過酷な精神攻撃に耐えつつ、皆さん、2020年も頑張っていきましょう。
・2020年の連休一覧
1月11日~13日(成人の日)
2月22日~24日(天皇誕生日)
3月20日~22日(春分の日)
5月2日~5月6日(憲法記念日・みどりの日・こどもの日)
7月23日~26日(海の日・スポーツの日)
8月8日~10日(山の日)
9月19日~22日(敬老の日・秋分の日)
11月21日~23日(勤労感謝の日)
▼その他の調査結果はこちら。