これからの寒い季節、ついつい寄りたくなる「スープストックトーキョー」。ああ、あのスープを自宅でも手軽に楽しめたらな……という人の願いを叶える福袋を、ロケットニュースでは毎年のように紹介している。
……が! ここで残念なお知らせです。もっとも低い価格帯の福袋(スープ9パック入り)が今年は値上がりだ~! ううむ……これはアレの影響か? 一方、スープのラインナップにはフレッシュな顔ぶれ(商品)も加わったので、その内容を大公開するゾ。
・昨年と比べて「560円」値上がり
例年は「3000円台」と「5000円台」と2種類の福袋を販売していた「スープストックトーキョー」だが、2020年は新たに「4000円台」が登場した。
・3800円 1人前スープ 9パック入り
・4200円 2~3人前スープ 5パック入り ←NEW!
・5400円 1人前スープ 13パック入り
※全て税込み。中身が違う場合があります。
筆者が最寄り店舗へ行ったところ、「5400円の福袋」はすでに売り切れ。そこで新しく加わった「4200円」の購入も考えたが、気づいてしまったのだ……。
去年までは いちばん低い価格帯の福袋が「3240円」だったのに今年は「3800円」──つまり 560円も値上がりしている……! 560円といえば、スープが1杯飲める金額だ。いったい何が……? これはチェックせねばなるまい!
スープストックトーキョーの福袋(3800円)の中身
・とうもろこしとさつま芋のスープ ✖ 2
・東京 参鶏湯(サンゲタン) ✖ 2
・オマール海老のビスク
・生姜入り和風スープ
・ミネストローネ
・きのことさつま芋のポタージュ
・トマトと鶏肉のカレー
──以上の7種9点だ。王道の「オマール海老のビスク」はやはり今年も入っているが、それ以外は全て昨年から “入れ替え” だ。
例年の傾向では、看板商品の「オマール海老のビスク」が2つ入っていることが多いのだが、今年は「とうもろこしとさつま芋のスープ」と「東京 参鶏湯(サンゲタン)」がそれぞれ2つずつ入っている。これらも人気が高く、消費者の要望に応えての入れ替えだろう。
一方、「ミネストローネ」と「生姜入り和風スープ」はここ3年では初の “福袋メンバー入り” だ。
また、昨年に引きつづきカレーが入っているのも嬉しい!(昨年は「いちじくチャツネのキーマカレー」)いや~充実したラインナップだな~。
ところで、なんで値上がりしたの?
やはり2019年10月からの消費増税のあおりだろうか? あるいは、原材料、人件費、物流コストの高騰が原因かもしれない。実際、「スープストックトーキョー」はそれを理由に2019年6月から店舗メニューの価格を改定している。これも時代の流れか……。
・「800円」は お得の計算
とにかく、今回の福袋はどれだけ お得なのか? オンラインショップでスープを購入すると一律525円なので、単純計算すれば9パックは4725円ということになる。ただし、オンラインショップにも『9パック入りセット』が存在し、そちらは4600円(送料込み)。
──ということも含めて考えると、今回の福袋(9パック入り3800円)は、少なくとも800円 お得ということになる。自宅でいつでも「スープストックトーキョー」を楽しみたい、あるいは近くに店舗がないという方には決して悪くない福袋と言えるだろう。
参考リンク:スープストックトーキョー
Report:ショーン
Photo:RocketNews24.