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【2020年福袋特集】ロモグラフィーの福袋「フィルムカメラ ビギナーバッグ」の中身を公開 / フィルムカメラ入門にいいかもしれない

2019年12月28日

何か福袋を年明け前に売るところ、増えてきてません? そんなことない? 気のせい? コミケもまだだってのに、もう福袋の記事に追われている感がある。

そんな疑問を抱いているところに送られてきたのが、ロモグラフィーの福袋。公式HPで7種類販売されているうちの一番安いヤツ。「フィルムカメラ ビギナーバッグ(4000円)」である。中身はまさに「フィルムカメラ、ちょっと興味あります」みたいな人に良さそうな内容だったぞ!

・入門セット

公式HP内の販売ページでは


最大定価の60%オフ相当! 初心者でも簡単に撮影できる35㎜フィルムカメラが必ず入った福袋。プレゼントにも最適です!


と謳(うた)われているこちら。ぶっちゃけ内容物の、単体での値段というのはよくわからない。しかしこの文句を信じるならそこそこお得なのだろう。

内容については、4000円出してこれなら「まあいいんじゃない」と思った。ぶっちゃけ、他にフィルムカメラを持っているなら買う必要は無い。「ビギナーバッグ」というよりは、入門セットだと感じた。それでは中身を紹介していこう。


「フィルムカメラ ビギナーバッグ(4000円)」の中身

・コンパクトフィルムカメラ


どことなく「写ルンです」を彷彿(ほうふつ)とさせる、コンパクトフィルムカメラ。フラッシュの部分に赤、青、黄色のカラーフィルムが付いており、演出に使える。


こちら、どうやら自己責任ではあるものの、フィルムや電池を交換して使いまわせるもよう。他にフィルムカメラを持っているならいらないものだが、これから始めたいという人にはいいチョイスだと思う。


凝って高いのを買っても、やってみると現像だのなんだのが面倒になって文鎮と化したりというのはよくある。あるいは、そこそこ重くてかさばるのが嫌で、やはり文鎮と化したり

しかし、これならフィルムも交換できるし、ちゃんと写るのだろうし、スナップ用としては十二分である。こいつにできないことといえばレンズの交換くらい。これから始めるという人は気にする必要の無いこと。文鎮化しても惜しく無かろう。入門用にグッド。


・トートバッグ的なバッグ


・アルバム2冊


・キーホルダー


一体何かと思ったらキーホルダーが中に入っていた。どうせならこの缶、フィルムケースになればいいのに。そのためにはちょっとサイズが小さい気がする。ロモグラフィーのファン向けだろうか。


・写真集


LC-Aというロモグラフィー製のカメラで撮ったと思しき写真集。初心者であれば、自分の好みのスタイルや作風というのも特に無いことだろう。こういう写真集を見て好みの作風を真似ることで、自分のスタイルが徐々にできていくもの。

入門セットに良いと言ったのは、この写真集がついていたからというのもある。ちなみに筆者は、昔あった「LIFE」という雑誌を、今も昔も写真のお手本にしている。


・ロモグラフィーのステッカー

ロモグラフィーのファンであれば、どこかに貼り付けてハッピーになれることでしょう。


……という感じ。いかがだっただろう。どうせならトートバッグやアルバム、キーホルダーの代わりにフィルムを3、4本つけてくれた方が、実用性が高かった気もする。

まあ「ロモグラフィー」というブランドの世界観を感じさせたい的な、そういうのもあるのだろう。知り合いに「フィルムカメラ始めたい」と言っている人が居るなら、贈り物的にいいかもしれない。

参照元:ロモグラフィー
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.
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▼キーホルダー。地味にファインダーがちゃんと透明。

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