・「1人で限界まで食ってインスタ映えを狙う選手権」開幕
みなさんに、今回の報告ができることをヒジョーに誇らしく思います。ついに……ついに! この時が来ました。「1人で限界まで食ってインスタ映えを狙う選手権」の開幕です!!
ちなみに、本選手権では写真の色味などを一切加工しておりません。トリミング程度のことはしましたが、基本的にそのまま。つまるところ、ガチ勝負!
それではさっそく、1件目のお店に行ってみましょう。
・1発目:神戸ビーフの肉寿司
記念すべき1発目は、肉寿司のブースであります。どうやら、数カ月前に行った肉フェスの経験から、肉をインスタ映えさせるには赤みが重要と痛感し、「一番赤みが目立ちそうなヤツ」という基準で探してたどり着いたのが……
神戸ビーフの肉寿司。赤身の多さを考えれば勝算はあるでしょう。1発ツモ(映え)も考えられますが、果たしてどうなるのでしょうか。今、実物(3貫1200円)を受け取って中身を確認したら……
おっと! 思ったよりも赤身が少ない! 圧倒的に足りません!! 食中毒を出さないようにとの配慮でしょうか。味は文句なしに美味いですが、インスタ映えかと言われると……少なくとも私のカメラの腕ではアウトと言わざるを得ないでしょう。
・2発目:トリュフステーキ
次に目をつけたのは、トリュフステーキ! 「トリュフを使ったらほぼドーピング」という罪悪感を踏みにじり、勝ちにこだわってブース前までやって参りました。
恥ずかしげもなく店員さんに2100円分のチケットを店員さんに渡し、料理が乗ったお皿を受け取った! で、その中身は……
悪くない! 見た目は悪くないです!! むしろ撮影者のカメラの腕を考えたら、頑張った方ではないでしょうか。ただし、赤身は一部しかなかったので、そこに注目しなければ……
全然映えません。なお、結局のところ今回は5品を食べることになったのですが、味の面ではコレが優勝です。ガチウマであります。
・3発目:カレー
「ここでなぜカレーを?」と思う人がいるかもしれませんが、「カレーなら大外しする可能性が低い」と読んで、カレーに踏み切ったようです。「肉は赤身ゼロのリスクがあるが、カレーならば無い」と考えたのでしょう。
100点は無理でも70点以上を。そんな狙いが垣間見えますが、実物は……
普通! 見た目はいたって普通であります! お肉がゴローンとしていて美味しいのですが……
それより何より、これは70点の写真なのでしょうか? というか、「カレーを映えさせるのムズすぎる」ということに、今さら気づいたようです……。
・4発目:宮崎牛ステーキ
そろそろお腹が限界に近づきつつあるので、次で決めましょう。遊びは終わりです。「今度こそ、今度こそ、確実に勝てるヤツを選ぶ」そんな気持ちで会場内を歩いて、吸い寄せられたのは……
宮崎牛のステーキであります。なお、宮崎牛のステーキは3種類のサイズが用意されておりまして、S(70グラム)が1200円、M(100グラム)が1800円、L(150グラム)が2700円となります。
映えを狙うならば、一番サイズの大きいLを選ぶのが定石。しかし、「Lで万が一外れたら俺の胃がピンチ」というネガティブな考えが頭をかすめ、Sをチョイスしたもよう。この消極的発想が裏目に出たのです。というのも、実物は……
赤身バッチリ! チャンス到来! これなら自分のカメラの腕でも、赤身だけは何とか写真に収められるぅぅうぅぅぅうう!!!! ただし……
引っかかるのは、「ちょこんと」感であります。つまるところ、映える写真と言うにはサイズが小さいっ! 味的にも素晴らしかっただけに、あの時SじゃなくLを選んでおけば……。慎重さが、間違った方向に出てしまいました。
・5発目:パネェ〜ビーフ
ここで、同じ店のLを買えば勝負は終わりです。ただそれでは面白くないので、別の店を選ぶセルフルールを課して向かったのが……
「パネェ〜ビーフ」のブース。名前で決めたワケであります。ただ、名前的にパネェ〜ビーフなら! パネェ〜ビーフならば、何とかしてくれそうな気がする。パネェなんだから……! そんな期待を込めてスタッフの方に1200円分のチケットを渡し、受け取ったものを見ると……
赤身は微妙! しかし、チーズがある! 救世主のチーズが!! これに肉をひたせば……
う〜ん、映えてるのでしょうか!? 判定不能ですが、女性ウケはしそうな気が……しなくもないような……。1つ言えるのは、カメラが得意な人ならもっとマシな写真を撮るということであります。
──以上!
・もっとも映えたのは?
今回の「1人で限界まで食ってインスタ映えを狙う選手権」はここまで。「これ以上頼むと残す可能性アリ」と判断したため、上記の5品で終了とした。で、結局のところ、映える写真が撮れたのかというと……宮崎牛のステーキでよくね? すげー美味しかったし。OK、OK! インスタに上げちゃうよ〜!
というわけで、今回5つのブースを回ったが、もっとも映える写真は宮崎牛ステーキ(鉄重)に決定! 宮崎牛、おめでとう〜!
・イベントに行った感想
最後になったが、このイベントに行った感想を一言で言うならば……全然アリだ。同じ肉系のイベントだと肉フェスが有名だが、個人的には断然こっち推し。料理はどれも美味しかったし、都心で夜遅くまでやっているのもナイス。確かに「高いなぁ」とは思ったけど、場所を考えたら仕方がないかな?
まぁとにかく、先にも書いたがこのイベントは16日まで。「1人で限界まで食ってインスタ映えを狙う選手権」を『東京和牛ショー2019』でやりたい人は、それまでに行っておこう!
・今回ご紹介したイベントの詳細データ
店名 東京和牛ショー2019
会場 日比谷公園(噴水広場、芝生広場)
期間 9月11日〜9月16日
時間 11:00〜22:00(※最終日16日は21:00まで)
参考リンク:東京和牛ショー2019(出店店舗 / 会場内マップ)、Putmenu(iOS / Android)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.