ロケットニュース24

北海道民がオススメする「ケタ違いにウマイ回転寿司屋」が東京に進出していたので行ってみた!『産直グルメ回転ずし 函太郎Tokyo』

2019年7月29日

回転寿司も激ウマな海鮮王国・北海道。以前の記事で北海道の回転寿司の中でも最高峰の『回転寿し トリトン』池袋店についてお伝えした。しかし、とある函館っ子からすると「トリトンねえ……まあ有名だけど」という感じらしい

なんでも、ガチでウマイ寿司を食べたい時は別の回転寿司屋に行くとのこと。というわけで、函館っ子がオススメする「ケタ違いにウマイ回転寿司屋」に行ってみたぞ!

・函館っ子激推し

そんな話を私(中澤)に聞かせてくれた函館っ子とは、バンド「フリサト」のベーシスト・享史(きょうじ)である。一緒にライブをした打ち上げでのこと……


享史「東京に来たら『北海道の回転寿司スゲェ』と思ったわ」


「ああトリトンとか?」


享史「まあ、トリトンは有名だけど……ガチでウマイ寿司食う時は別の店


「トリトン以上!? どこどこ?」


享史「『函太郎(かんたろう)』ってのがあるんだけど、そこは常に行列できてるな。多分函館の人はウマイ回転寿司と言えば『函太郎』をあげると思う」


「そんなスゴイの?」


享史あそこはケタ違い。まあ値段は100円均一とかではないけどな」


──とのこと。そこで、函太郎を調べてみたところ、函館中心に北海道から大阪まで展開されている寿司チェーンのようだ。ってオイオイ東京にもあるじゃないか

しかも、東京駅には回転寿司だけでなく立ち食いスタイルのお店もある。2016年に立ち食い店で東京進出、そして翌年に回転寿司でも出店を果たしたようだ。

・行ってみた

さっそく『産直グルメ回転ずし 函太郎Tokyo』へと向かった。東京駅一番街の地下1階にあるというこの店。正確な場所は、東京駅一番街の全体マップ(PDF)を参照すると良いだろう。

その「自分みたいなもんがすんません」的な立地のおかげか、バリバリ昼時の、しかも東京駅なのに行列などはない。

・サバゾーマ

それはさて置き入店してみた。メニューを見てみると、最安値は140円、サーモンやマグロなどの主力選手は240円以上から。まずは、名物という「自家製〆さば(税抜き200円)」を注文してみると……


デッカ!

皿いっぱいに〆サバが広がっている。サバ量だけでもくら寿司の3倍くらいありそうだ。伊達に名物は張っていないというわけか。ただ、「大きい=ウマイ」ではないことも事実。味の方は値段に見合っているのだろうか。食べてみたところ……

ウマすぎだろコレ。本当にサバ


あふれ出す脂の旨みが豊潤すぎて、思わずサバかどうかを疑ってしまうレベルだった。しかし、間違いなくサバの味。ただクオリティーがケタ違いなのだ。マンガ『ダイの大冒険』で例えるなら、大魔王バーンのメラ。今のはサバゾーマではない、サバだ

これまで食べた中で一番ウマイ〆サバかもしれない。この〆サバに出会えただけで今日来た価値があった。なお、このサバは函太郎独自の〆方がされているという。200円はむしろ安い

・他のネタも価格以上

もちろん、他のネタに関しても会心の一撃の連続。特にいくらは、噛むと口の中でプチッと弾けるのがハッキリと分かるくらい1粒が大きい。そんな いくら がふんだんに使われた「こぼれいくら軍艦」は、税抜き570円と安くはないが、やはり価格以上の味だった。

確かにこのウマさはケタ違い。しかし、前述の通り、他の店ほど行列になっていないため、相当な穴場感が漂っている。もしかしたら安い立ち食いの方にお客さんが流れているのだろうか。ともあれ、東京駅で昼ご飯を食べる際には選択肢に加えても良いかも! 回転寿司だと値は少し張るが、きっと満足できるはずだ!!

・今回紹介した店舗の情報

店名 産直グルメ回転ずし 函太郎Tokyo
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街地下1階
営業時間 平日11:00~23:00、土日祝11:00~22:00
定休日 無し

参考リンク:函太郎Facebook立喰寿司 函太郎 東京駅一番街店
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼強いて言うなら「生うに軍艦(税抜き570円)」だけちょっと寂しかったが……

▼海老三昧(税抜き570円)

▼ロブスター味噌軍艦(税抜き240円)

▼炙りサーモン(税抜き350円)

▼はまち(税抜き240円)

▼とろサーモン(税抜き350円)

▼ばちまぐろ(税抜き290円)などには大満足!

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