は~るばる来たぜ函館~!
今週のメインレースは荒れる重賞として有名な函館記念(芝2000m)だ。ハンデ戦ということもあり、近10年で1番人気が未勝利と荒れ放題。となれば狙うはもちろん穴馬。見事的中で3連休の小遣いゲットだ!!
・巴賞をどう見るか
レースを分析するにあたり、参考にしたいのは6月30日に函館の芝1800mで行われた巴賞。今年の函館記念に出走する16頭のうち、実に9頭が巴賞を経由している。
その巴賞の展開だが、サトノフェイバーとファストアプローチがハナを争い序盤から速い流れに。稍重馬場ながら1000m通過59.1秒とペースは流れ続け、最終的には先行馬が総崩れの決着となった。
今回の函館記念では、200mの距離延長に加え、サトノフェイバーもファストアプローチも不在。別路線から来た馬にもハナを主張しそうな馬は見当たらず、巴賞よりもペースは緩くなると予想される。
・マイネルファンロン巻き返す
そこでペース鈍化で浮上しそうな先行馬を狙いたい。本命は⑥マイネルファンロン。基本的には先行脚質の馬で、逃げてもいいタイプ。
巴賞こそ12着と大敗しているが、前述のとおり本来の競馬ができる流れではなかったため度外視。過去にスプリングステークスで3着に入るなど重賞で勝負できる力は持っており、展開が向けば一気に巻き返しそう。
今週末も空模様は怪しいが、重馬場の未勝利戦を勝利しており道悪は大丈夫。斤量54kgとハンデに恵まれ、3枠6番と内枠もゲット。今回が狙い目だ。
ちなみに鞍上の丹内騎手は、2016年にも同じステイゴールド産駒のマイネルミラノで函館記念を勝利している。
馬券は馬連で勝負。⑥マイネルファンロンを軸に、相手は⑨⑬⑭⑮⑯。実績No.1の⑯エアスピネルも怖いが、8カ月の休み明け&大外枠ではさすがに軸では買えない。相手まで。
独特の開放感がある夏のローカル開催。旅行がてら馬券を買い、夜は美味しいものを食べて……楽しいものだ。筆者は新潟と小倉しか行ったことがないが、いずれは北海道にも遠征してみたいぞ。
と……旅費を貯めるためにもまずは馬券を当てなきゃね。それではまた来週!
・【追記(結果)2019年7月16日12:00更新】
函館記念はマイスタイル → マイネルファンロン → ステイフーリッシュという結果でした。マイネルファンロンの予想までは良かったが、まさかここで1番人気が勝つとは……。