鍋で湯を沸かしてパスタを茹でるのがメンドクセ〜時に活躍するのが、今や100円ショップでも売られている「電子レンジパスタ容器」であるが、今回紹介したいのは100円の商品ではな〜いっ! 800円(税別)だ。
電子レンジパスタ容器『エビス 絶品レンジでパスタ』を発見したのは東急ハンズの特設コーナーだった。なんだか面白い形をした容器だなァ〜……と興味本位で購入し、実際に使ってみたところ……これはスゴい! 革命を感じた!!
これまで何度か使ってきた感想を正直に書くならば、とにかくこの「絶品レンジでパスタ」は、考えに考えつくされた究極の電子レンジパスタ容器であるということ。形の面白さだけでなく、真の実力を兼ね備えている。
特筆すべきは、この煙突(えんとつ)なのだが、どう作用するのかは後述するとして……
パスタ1人分を計れたりもする。だが、そのためだけに煙突になっているわけではなく……。とりあえず、実際にパスタを茹でてみよう。
まずは熱湯を用意する。容器の側面に、パスタの種類ごとに1人分、2人分の熱湯容量の目盛りが刻まれているので、その通りに入れればOKだ。たとえば「茹で時間10分のパスタを1人分」ならば280mlとなる。
熱湯を入れたらパスタを投入。
そしてフタをして……
パスタの茹で時間と同じ時間、レンジでチンする。んで、しばらくすると……
お……おぉ……!?
うおおおおおおおお!
まるで噴火!!
これぞまさしく……
ヴォルケーノ(火山)!
これが「絶品レンジでパスタ」が誇る新開発の “ヴォルケーノ構造” であり、このブクブクヴォルケーノ現象を見ているだけでも楽しいが、実はそれ以上の意味がある。公式サイトの言葉を引用してみると……
「デンプンを含んだゆで汁が噴出口より溢れて、フタ穴から容器内にまんべんなく落ちます。ゆで汁を循環させて、パスタ全体に美味しさを行き渡らせます。」
なうえに、
「鍋でゆでたパスタは、デンプンが流れ出ます。絶品パスタではゆで汁を循環させて、パスタの表面にデンプンをコーティングすることで、もっちり仕上がりソースがしっかりからみます。」
てな感じ!! さらに驚きはまだ続く。
チンと鳴ったら、すみやかにレンジから容器を出す。そしてフタを空けてみると……
ゆで汁がない!!!!!!
つまり、最初に入れた熱湯が、ぴったしジャストの塩梅でパスタに染み込んでいるのである! このことからもわかるように、もしも塩を入れて茹でたいならば、かなり少量にしたほうが良い。しょっぱくなるぞ〜。
んで、あとはハシなどでサササっとほぐしたら、茹でたてのパスタがハイ完成〜! そのままフライパンに入れて料理しても大丈夫٩( ‘ω’ )و
そして肝心の茹で具合は……まさに絶妙!! パッケージの「鍋ゆでより美味しい」も言い過ぎではないレベルである。
また、ウリ文句の「もっちり」に関してもウソではない。確実にいつもよりもモチモチとしているのである。そして、気のせいかもしれないが、いつもよりも確実にパスタが美味しく感じるのだ。なにこれ不思議〜!!
この「絶品レンジでパスタ」導入以来、ウマイし、ラクだし、楽しいし……で、パスタ料理を作る機会が格段に増えた。最初は「洗うのが大変かも」と思ったりもしたが、実際に洗ってみると全然そんなことはない。
それよりなにより、「絶対に失敗しないで極上のパスタが茹で上がる」のが最大の魅力であり、毎回毎回、使うたびに感動している次第である。これは電子レンジパスタ容器の大革命!! ヴォルケーノレヴォリューションだ\(^O^)/
参考リンク:エビス 絶品レンジでパスタ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.