2019年1月26日、インドは「共和国記念日」を迎えた。すでにご存じの方も多いだろうが、この日は祭典が開かれ、世界中から観光客がやってくる。お目当てのひとつが恒例となっている国境警備隊によるバイクスタントだ。
彼らのチーム名は「デアデビル」。名前からしてイケてるが、今年のスタントもこれまたスゴい上にカッコイイことになっていたのでお知らせしておきたい。今年は70周年と節目の年だけに、気合の入り方もハンパない!
・精鋭たちによるバイクスタント
バイクスタントの様子は、インドのテレビ局「Aaj Tak」がYouTubeに投稿した動画で確認できる。広い道路の両脇に人だかりができており、ど真ん中を「デアデビル」がバイクに乗ってスタントを披露する。
バイクの上にハシゴを置いて走行するスタントを皮切りに、まるでサーカスのような光景が次々に繰り出されていく。まったくどんなバランス感覚してるんだ……と思うところだが、序盤はほんのジャブにすぎない。というのも!
・人間離れした神業
バイクに乗る人数が10人以上を超えても、彼らはバランス感覚を失わないのだ。誰か1人でも力加減をミスしたら共倒れという状況のなか、ビシッとバイクに乗ってスタントを決めまくる。過去にはバイクの上で人がクルクル回るスタントなんてものもあったが、今年も人間離れした神業の連続だ。
そして動画のトリはピラミッド型になって走行するスタントが披露されるが、30人〜40人くらいが一団になってバランスをとっている。一糸乱れぬとはこのこと。高度な運転技術はもちろん、鍛え抜かれたバランス感覚、信頼関係や統率力、インドのスペシャリストによるバイクスタントは何度見てもスゴいので必見だ!