ヤバい……これはヤバい。何がヤバいかというと、2019年1月22日から発売となったペヤングの新作『北海道ジンギスカン風やきそば』のことだ。ぶっちゃけ、ペヤングの新作は当たりハズレが大きいが、そういう次元ではなく「北海道ジンギスカン風やきそば」はヤバい。

なぜならば、おそらくカップ麺史上初……と同時に、カップ麺史上最強の「羊肉の香り」が本当にするからだ。まさか、羊肉の香りがこれほど忠実に再現されるとは……! ウマいマズいはさておき、まるか食品の底力を感じずにはいられない。

・ペヤングの新商品

『北海道ジンギスカン風やきそば』は、メーカー希望小売価格185円(税別)で発売中のペヤングの新作である。2018年から始まったペヤングの「新作ガンガン出す作戦」は今年も継続するようで、新たな刺客が『北海道ジンギスカン風やきそば』というわけだ。

先述のようにペヤングの「新作ガンガン出す作戦」は当たりハズレも大きく、例えば「からしMAXやきそば」は激ウマだったが、「スカルプDやきそば」は激マズだった(あくまで個人の所感)。商品名だけ見ると『北海道ジンギスカン風やきそば』は地雷の気配が漂っている──。

そもそもジンギスカンに限らず、羊肉は好き嫌いの分かれる食材だ。「独特のクセ」と感じるか「くさい」と感じるかは個人の感覚であり、本物に寄せれば寄せるほど好みは分かれてしまう。個人的には羊肉もジンギスカンも大好物だが『北海道ジンギスカン風やきそば』はどれほどのものだろう?

・ソースがヤバい

作り方は通常のペヤングと変わらず、湯切りをしてからソースを絡めるだけ。かやくの肉にも羊肉が使用されているとのことだったが、この時点では特に香りもなく、あくまで “いつものペヤング” とほぼ変わらなかった。だがしかし、ソースの封を切った瞬間!


部屋中が羊ィィィィィイイイイイイイイ!


そう、『北海道ジンギスカン風やきそば』はソースの香りがメッチャ羊肉なのだ。しかも美味しいジンギスカンではなく、牧場のBBQコーナーで食べるような安い方の羊肉の香りである。というか、ソースで羊肉の香りをここまで再現できるものなのか……!

香りはメッチャ羊だが、味はそこまでジンギスジンギスしておらず、割と食べやすい。だが、口に入れるまでは超羊! 個人的には大変気に入ったが、ジンギスカンが苦手な記者(北海道出身)は「マジでありえねえ……気分悪いわ!」と憤っていたことを記述しておきたい。

ペヤングは数々の話題作……いや、問題作を世に送り出してきたが『北海道ジンギスカン風やきそば』は、その中でも指折りの完成度である。今後、ここまで羊肉っぽい商品が出るとは限らないので、歴史の証人になりたい人はぜひ1度食べてみてはいかがだろうか? マ・ジ・で! 羊のニオイだから。

参考リンク:まるか食品
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼これはある意味で革命的な商品。ヤバい。

▼ちなみに、都内でジンギスカンを食べるなら「ゆきだるま」がオススメ。

▼そして、札幌の「だるま」は至高。

▼とにかくコイツはすごいぞ!