人は見かけによらない。これはよく聞く言葉であるが、どうやら物に関しても同じことが当てはまるらしい。物差しとして価格がついているも、先入観に縛られてはいけない。いったい何を言いたいのかというと……
イオンのプライベートブランド・トップバリュの「鶏ごぼうごはん」がウマくて、完全にナメて買った自分を反省したのである。冷食で97円とかコンビニのおにぎりよりも安いし、どうせ大したことない……と思っていたら、見事なカウンターを喰らってしまった。
・安かろう良かろうな商品だった
最近の世の中、ひと昔前の「安かろう悪かろう」は少なくなって「安かろう良かろう」という商品が増えてきた。それだけにたとえ97円だとしても、ナメてかかったらダメだった。それなのに……それなのに筆者（私）は……！
えっ、97円って（笑）これでウマかったら他の冷食を食べるのがバカバカしくなるし（笑）まぁウマいはずがないよな（笑）
──と一戦交える前から完全にナメまくっていた。しかし、いざフタを開けたら普通にウマい。つまりバカなのは私の方だったのだ。
・安いし早いしウマい
そして何がどう良かったのかだが、もう全部だ。まず作り方は冷食らしく簡単そのもの。袋を皿に乗せてレンジで加熱するだけと、この時点では普通の冷食と大きく変わらないため、まだ私もナメていた。
で、実際にレンチン。出来上がりを見ても170gなので、ちょっと少ないなぁ（笑）とまだまだナメていた。しかし……いざ口に運ぶと……!!
アッサリしていて食べやすく、普通にウマかったから驚いた。しかも、味の濃さでごまかすような手は使わず、薄味で年齢を問わず誰に対しても優しい作りとなっていた。それで国産米に国産鶏肉を使用しているから、97円は明らかに値段以上だ。
安いからダメ。先入観で入った自分を反省している。具材は少なめでも、種類は豊富。安い・早い・ウマい。トップバリュの「鶏ごぼうごはん」は、これら現代の食に欠かせない3要素をすべて兼ね備えていた。
当然、冷凍庫にストックしておけば重宝すること間違いなし。すでに良さを知っている人も多いだろうが、改めてイイ冷食に巡り合った。袋も小さめだし、冷凍庫がパンパンになりにくいのもグッド。今は自信を持って言える。これは買いだしリピありだ！
参考リンク：トップバリュ「鶏ごぼうごはん」
Report：冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo：RocketNews24.
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▼1人前170g。2人前食べても194円だ！
