女子レスリング個人で、世界大会16連覇の偉業を成し遂げ、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里選手が、2019年1月8日に引退を表明した。彼女はTwitterを通じて、次のように投稿し、33年間の選手活動を終えることを伝えている。

・吉田沙保里選手の投稿

「いつも吉田沙保里を応援していただきありがとうございます。 この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました。 ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも沢山の方々の応援とサポートのおかげです。 みなさん、本当にありがとうございました」(吉田沙保里公式Twitterより)


吉田選手は、父親の指導のもと3歳からレスリングを始めている。以来、36歳の現在に至るまで選手として活躍してきた。世界大会やオリンピックなどで栄えある功績を重ね、日本中を勇気づけて来たといっても、間違いではないだろう。夢と希望を与えてきた彼女が、現役を退くとあって、ネット上には彼女への感謝とそして、長年の活躍を労うコメントが相次いでいる。

なお、この後の投稿で次のように伝えている。


「また後日、改めてみなさんの前で引退のご報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」(吉田沙保里公式Twitterより)


として、改めて引退会見を開く用意があることを示している。吉田選手がマットの上で活躍する姿を見ることができないのは残念だ。しかしもう十分に日本を勇気づけたと思う。とにかく、お疲れ様でした! そして、ありがとうございます!!

参照元:Twitter @sao_sao53
執筆:佐藤英典