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【注意】任天堂がゲーム画面のネット投稿についてガイドラインを発表「個人なら収益化もOK。ただし……」

2018年11月29日


いよいよ2018年12月7日に『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』が発売される。新キャラが発表されるごとに大騒ぎとなるほど人気である本作。12月7日はファンにとって待ち焦がれた日と言えるだろう。

そんなXデーを目前に、任天堂が「ネットワークサービスにおける著作物の利用に関するガイドライン」を公開した。これは平たく言えば、個人のゲーム実況動画についてのもの。へえ、収益化を認めるんだ。ただし……

・著作権が難しい時代

個人の動画投稿が全盛のこのご時世。著作権は難しい問題だ。投稿者の中には、著作権を侵害していると知らずに動画を配信してしまう人もいるだろう

しかし、個人の体験を共有することに関しては「応援したい」という任天堂。ゲームからキャプチャーした映像やスクリーンショットを利用した動画・静止画等を投稿したり収益化することに対して、著作権侵害を主張しないという。

ただし、そのためにはガイドラインに沿う必要があるようだ。公開されたガイドラインは簡単に言うと以下の通り。

【ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン ※概要】

・個人での発信
・正式な発売日またはサービス開始日を迎えているもの(任天堂が公式に公開したゲーム著作物はOK)
・投稿に任天堂以外の第三者が有する知的財産権が利用されている場合、別途権利者から許諾が必要
・創作性やコメントが必要。ゲームやBGMをただコピーしたものはNG(Nintendo Switchのキャプチャーボタン等の機能を利用する場合を除く)
・協賛や提携を受けているようなことを誤解させる内容はNG
・違法または不適切な投稿や公序良俗に反する投稿はNG


──とのこと。なお、HPにはQ&Aも公開されている。それによると、ファンアートなどはこのガイドラインの対象外であり「各国の法令上認められる範囲内で行ってください」とのこと。

また、収益化についてはシステムが指定されている。これはYouTubeにおける「YouTubeパートナープログラム」など、公式な広告料での収益化なら問題なさそうだが、随時更新されるとのことなので詳細はサイトでチェックしていただけると幸いだ。

最後に、「正式な発売日またはサービス開始日を迎えているもの」というのはリークやフラゲについてのことと思われる。一刻も早くプレイしたい気持ちもわからんでもないが、ファンなら発売日を待とう。それでは、皆さんグッドラック!

参照元:任天堂
執筆:中澤星児

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