コンビニのご飯がマズいなんて今は昔。最近の商品は進化しまくっていて普通にウマい。何なら冷凍食品だとしても、高いクオリティーを実現している。特にセブンは頭ひとつ抜けている印象だが、まさかの商品に出会ってしまったのでお伝えしておきたい。
「バター香る海老ピラフ(税込213円)」──いつものごとくセブンイレブンに寄ってコーヒーを買おうとしたら目に留まった。冷凍食品コーナーに所狭しと商品が並べられているなか、こやつだけは残り4個と在庫が圧倒的に少なかったのだ。
・レンチンだけで出来上がるのにウマい
売れているということはそれすなわち……てな感じで買って食べてみたのだが、いろいろ信じられなかった。まず手順。フタを点線に沿って少し開け、レンチンするだけで出来上がりだから信じられない。
そして肝心の味も信じられないくらいウマかった。冷凍食品のピラフといえば、どうしてもヌチャア〜となりがち。しかし、こやつは信じられないくらいパラッパラのサラッサラ。ほとんどの冷凍食品はどうしても冷凍感を消せないものだが、セブンの「バター香る海老ピラフ」は一味も二味も違って冷凍感がゼロと言えるくらい完成されていた。
・リピートしてしまうウマさ
例えるならば、目隠しされて「ホテルのレストランで出されるピラフです」って言われたら信じてしまいそうなレベルと言おうか。さすがに「ははぁ〜、これは5つ星のピラフですね」と発言するほど私の舌はバカではないが、コロッと騙される可能性もゼロじゃない。
欠点は170グラムの量のみ。カップ自体も小さいので、男性は物足りないと感じる人が多いだろう。ただ、おそらく女性はピンズド(ピンポイントでズドン)。在庫が4つだったことを考えたら、すでにハマっている近所のOLが爆買いしたのかもしれない。
そして、食べてからそのまま容器をポイできるのも何気に嬉しい。気をつけた方がいいのは、284キロカロリーだけど毎日食べてしまうほどの中毒性があること。なおかつ、夜食で食べたら死ぬほどウマいやつだから気を抜くと自分に跳ね返ってくる……かもしれないことだ。家にストックするなら誘惑と戦う覚悟をしてから購入した方がいいだろう。
・地区によって販売方法が違う
同商品は先日リニューアルされて販売開始したらしい。公式HPによると、今回紹介したカップが置いてあるのは首都圏地区のみ。一方、首都圏地区以外だと袋での販売だった。
ちなみに袋だとちょっと安めの150円(容量は同じ170グラム)。オフィスや人の多さを想定したのだろうが、どちらにせよこれは買い。冷凍食品でトップクラスのウマさは、在庫との戦いになる予感がする。
参考リンク:セブンプレミアム「バター香る海老ピラフ」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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