2018年9月12日、100人対戦バトル『PUBG MOBILE』の大型アップデートが実施された。当初、同日18時に行われると見られていたのだが、若干時間のズレがあり、Android版が iOS版に先だって実施された。iPhoneユーザーは多少苛立っていたようなのだが、無事にバージョンアップできてホッとしている人も多いはず。
さて、今回のアップデートで新マップ「SANHOK」が実装された。実際にプレイしてみると、フィールドの小ささもさることながら、ある1つのポイントが個人的に気に入ってしまった。
・PC版で実装済みのマップ
このマップは、2018年6月にPC版ですでに実装されていたものだ。アジアをイメージしたフィールドで、ホーム画面でもその様子が反映さえている。背景が何となく亜熱帯。
・個別にダウンロードする
アプリをバージョン0.7.0から最新版の0.8.0にアップデートしても、すぐに新マップは利用できない。アプリの軽量化にともなって、マップは個別にダウンロードしなければいけなくなったので、マップの選択画面で「MIRAMAR」と「SANHOK」をそれぞれダウンロードしよう。
・4分の1サイズ
ダウンロードが完了したら、プレイ可能になる。マップの説明にはこうある
「小規模のジャングルでは一瞬の判断が生死を分けます」(PUBG MOBILEより)
この言葉にあるように、新マップは他の2つのマップの4分の1の広さしかない。したがって、わりとゲームの進行は早く、判断を間違えるとあっさりとゲームオーバーになってしまう。さて、実際にやってみよう。
・来たぞ、SANHOK!
新マップを選択してゲームをスタートすると、ローディング画面で「WELCOME TO SANHOK」とデカデカと表示される。おお! これを待っていた! iOSのアプデ待ちは気が遠くなるほど長かったぞ~ッ!
戦闘開始待ちのブリーフィングに移ると、目に見えるのはアジア感を漂わせる景色。
ちなみに、従来の2つのマップでは、フィールド端の小さな島が戦闘開始待ちの場所だったが、今回のアップデートでは島から始まらずに、いきなり戦場となるフィールドに降り立っている。
私(佐藤)は臆病者なので、できるだけフィールドの端っこからゲームを始めたい。真ん中の方にいると思うと、妙にソワソワしてしまう……。
・いざ、フィールドへ
そして1分間の待機が終わって、フィールドへGO! さーて、どんな景色に出会えるのか? 飛行機から飛び出すと、さっそく今まで見たことのない建造物が! あれは遺跡か?
間近で見ると、神秘的なものを感じる。他のプレイヤーだけでなく、得体の知れない何かが出てきそうだ。
建物の多くは木造。しかも平屋が多く、他のマップのように2階に籠城して、遠くの敵を狙撃するということがしづらい。
建物のなかもどことなく薄暗く、急に敵プレイヤーに出くわしたらビックリするかも……。
息をひそめながら移動していると……敵ッ!!
……かと思ったら、謎のマネキンだった。
いろいろな場所にこの謎マネキンが潜んでいて、実際かなりビビってしまう。
・リンゴを投げることができるよ!
まだ新マップの全体を把握するほどプレイしていないのだが、個人的に気に入ったのは、戦闘待機の場面でリンゴを投げることができるようになったことだ。
戦闘待ちは けっこう手持ち無沙汰で、特にやることがない。暇つぶしにリンゴを投げることができるようになったのは、良いことだと私は思っている。そんな訳で、みんなもリンゴを投げるのを楽しんでみて欲しい。
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS「PUBG MOBILE」