ロケットニュース24

【宿泊費1800円】 寝台列車『北斗星』のパーツを再利用したホテル 「トレインホステル北斗星」に泊まってみた

2018年8月30日

旅をするとしたら、移動手段にあなたはどんな乗り物を選ぶだろうか。記者はできることならば鈍行列車や船でゆっくり動きたいのだが、実際はなかなか難しい。後のスケジュールを考え、結局は飛行機や新幹線を利用するというのが現実だ。

そんな旅の醍醐味を乗りものに求める記者のような人間に、ピッタリのホテルがあるので紹介したい。その名は『トレインホステル北斗星』──。名前からお気付きの方もいるだろう、かつて人気を博した寝台列車「北斗星」を再利用したホテルなのだ! 

・ときめきが止まらない完璧な寝台列車感

かつて豪華寝台特急として話題をかっさらった『北斗星』であるが、時代の流れもあり2015年8月に運航を終了している。「トレインホステル北斗星」では実際に使われていた寝台部や食堂車のテーブルなどを移築し、北斗星の空間を再現しているのだ。

入り口には北斗星マークが掲げられており、テンションが急上昇! 受付スペースも寝台列車感全開で、期待は高まる一方だ。チェックインを済ませ、さっそく部屋へと向かう。記者が泊まったのは女性専用のドミトリー内二段ベッドで、その時の価格は2800円(素泊まり)

そこからさらにSNS割引を利用して1000円引きとなり、かかった宿泊費は1800円であった。もちろん、選んだ部屋や予約時期等によって値段は変わってくるが、基本的には安い。なお公式サイトによれば、男女混合ドミトリー2段ベッドだと1人2100円〜で利用可とのことだ。

さて、部屋の中に入ると、おそらく北斗星からまるまる持ち運んだであろう、ベッドが用意されている。実際に北斗星に泊まったことがない記者でさえ、懐かしさを感じてしまう完璧な寝台列車らしさ。なにこれ、トキメキが止まらない~! 

・ラウンジがとにかくヤバい

しかし、これだけでは終わらないところが同ホテルのスゴイところ。なにより2階の宿泊者共有ラウンジが素晴らしいので、泊まった際には必ずチェックしてくれよな。なんと、このラウンジでは北斗星の食堂車「グランシャリオ」のパーツを全面に使用しているのだ。

記者はこの日、外食をする予定だったのだが食堂車の雰囲気を堪能したくなり、いそいそとツマミと酒を買い込み居座った次第である。周りを見回すと老若男女そして国籍問わず、色いろなタイプの人がその空間を楽しんでいる様子が印象的だったぞ。

・駅直結のこれ以上ない立地

そのほかシャワースペースやランドリーも完備。残念ながら列車らしさは感じられないが、使い勝手と清潔さはバツグンだ。いやはや、走っている北斗星を体験してない記者でもワクワクしきりな「トレインホステル北斗星」。北斗星に乗った経験のある人であれば、どれほど楽しい気持ちになれるか計り知れない。

ちなみにホテルはJR総武線快速・馬喰町駅4番出口に直結しており、これ以上ない立地の良さ。マジのマジで駅を出てすぐなので、記者のような方向音痴でも安心だぞ。公式サイトからの予約限定だがSNS割引もあるから、ちょっとしたお泊りに活用するのもオススメだ。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 トレインホステル北斗星
住所 東京都中央区日本橋馬喰町1-10-12
時間 フロント7:30〜24:00、チェックイン16:00〜23:00、チェックアウト11:00

参考リンク:トレインホステル北斗星
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼北斗星の雰囲気たっぷりなホテル「トレインホステル北斗星」

▼受付もシャレている

▼部屋は寝台列車感満載! 

▼2階に上がるための階段が急なのでお気をつけあれ

▼部屋にはコンセントの差し口もアリ

▼枕元ライトもノスタルジック

▼ラウンジは必見! 

▼宿泊者はアルコールを200円引きで購入可能

▼サッポロクラッシックを飲んで、さらに寝台列車『北斗星』気分を味わおう

▼北斗星の食堂車の写真も展示してあったぞ

▼奇麗で使いやすいシャワールーム

▼SNS割引もあり。記者は1000円割引してもらったよ~

▼「トレインホステル北斗星」近くのホテル「IRORI」で朝ごはんも食べられる(500円)

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日本、〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目10−12
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