自動車レースの中でもF1はトップクラスの人気を誇る。軽自動車くらいの重量ながら最高時速は300km超。コンマ数秒のタイム差を競うマシンは、スピードを限界まで追い求める仕様になっている。
それだけに走る場所はもちろんサーキットなのだが、なんと公道を爆走する姿が目撃された。その様子は、アストンマーチン・レットブル・レーシングの公開した動画「Road Trip USA | Daniel Ricciardo takes F1 to San Francisco, Monument Valley and Las Vegas」で確認できるぞ。
・CGではない本物の映像
動画内でマシンのハンドルを握るのは、世界屈指のレーシングドライバーであるダニエル・リカルドだ。ちなみに先日、彼は2018年シーズン限りでレットブルからルノーへ移籍することを発表した。
動画では、サンフランシスコ、モニュメントバレー、ラスベガスといったアメリカの名所をレットブルのF1マシンが走行する。F1マシンが公道を走るって……コレ本物? と疑ってしまうが、CGではないらしい。そしてダニエルがアタッシュケースにしまっていたハンドルをF1マシンにセットしたら、いよいよロードトリップの始まりだ。
・まるで映画のワンシーン
まずはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを駆け抜け、やがて街中へ移動。爆音を轟かせ、猛スピードで公道を走る姿は非日常ということもあってカッコ良すぎてヤバい。街行く人が突如現れたF1マシンにカメラを向けるのも当然だ。
その後、途中でタイヤ交換をしたり、ウイングの角度を調整しながらF1マシンは夜のラスベガスに辿り着く。ファンキーな音楽をバックにネオンきらめく街を爆走するのだが、これまた最高にカッコ良すぎる。
まるで映画のワンシーンのようなスタイリッシュで大迫力の映像は、モータースポーツファンならずとも必見だ。ぜひ音声をオンにして、エンジン音とBGMも楽しんでほしい。
参照元:YouTube、Red Bull
執筆:K.ナガハシ