外見のイメージを決める上で髪型は重要な要素だ。実は、中学生の頃、美容師さんに「キムタクにしてくれ」と言ったことがある私(中澤)。散髪屋や美容室で、そんな一休さんでも厳しい難題を押し付けたことのある将軍様は私だけではあるまい。
ロシアW杯が開幕した今、各国のファンタジスタに憧れる人も多いと思われる。「オヤジ、メッシみたいにしてくんな!」という注文は世界各国であると思われるが、驚くべき方法で客をメッシにする散髪屋が話題だ。違う、確かにメッシだがそうじゃない。
・驚くべき方法
その散髪屋とはセルビアのノヴィ・サドにある『ヘア&メイクアップハウス・ダミアン』に勤務するマリオさん。驚異的な技術を持つマリオさんは、驚くべき方法で注文を叶える。その方法とは……
なんとヘアーカットによるドローイング! 後頭部にそっくりの似顔絵を描いてしまうのである。HAHAHA! これは1本取られましたな。天晴天晴……ってなるかーい!!
違う、そうじゃない……確かにメッシだけどそうじゃないんだ。一休さんが橋の真ん中をドヤ顔で通った時の将軍様はこんな気持ちだったのかもしれない。
なお、AFP通信によると、サロンの通常のカットは約8ユーロ(約1000円)で、肖像画のドローイングをする場合、約150ユーロ(約1万9000円)なのだとか。他にも彼のインスタグラムには、タランチュラやキリスト、楽譜、プーチン大統領などの写真もあがっている。
実際にやりたいかどうかはともかく、肌の凹凸やしわまで表現するテクは本物だ。とんでもないスキルを持っていることは間違いないだろう。ワールドカップ中にセルビアに行くことがあったら、ケイスケ・ホンダにしてもらおうかな。
参照元:AFP通信、Instagram @mariohvala
執筆:中澤星児